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John Joseph Puthenkalam, S.J.


愛の掟とは
 
「わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し
合いなさい」(ヨハネ13:34)
「・・・敵を愛しなさい。・・・自分を愛してくれる人を愛した
ところで何の恵みがあろうか。罪びとでも同じことをしてい
る。・・・人に善いことをし、何もあてにしないで貸しなさい。
そうすれば、たくさんの報いがあり、いと高き方の子となる。い
と高き方は、恩を知らない人にも悪人にも情け深いからである。
あなた方の父が憐れみ深いように、あなたがたも憐れみ深い者と
なりなさい。」(ルカ6:27-36)
「律法の中で、どのおきてが一番重要でしょうか」(マタイ22:
36)とたずねられたとき、イエスは「心を尽くし、精神を尽く
し、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい」これが
もっとも重要な第一のおきてである。第二も、これと同じように
重要である。『隣人を自分のように愛しなさい』律法全体と預言
者は、この二つのおきてに基づいている」(マタイ22:37-40)


教皇ベネディクト十六世回勅『神は愛』(DEUS CARITAS EST)



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