<2015年秋学期 紹介文>

 エネルギーに関する日独比較

 今学期は、再び日独のエネルギー問題をとりあげて、ドイツと日本の二つの他大学のゼミとの交流を軸に取り組みました。

 ①ルートヴィヒスハーフェン大学ロェヴェカンプ教授のゼミとの遠隔合同ゼミ

 2015年12月16日、Ludwigshafen大学・日本学ゼミとの共同スカイプゼミを行いました。こちらは日本語資料を分析して、ドイツのエネルギー政策についての日本での受けとめ方の特徴を探ったうえで、倫理面に関する問題、ドイツのエネルギー教育、再生可能エネルギー法による賦課金高騰問題や脱原発を求める市民運動について質問を投げかけました。向こうの学生からは、現在の日本の原子力政策や福島の原発事故後のこちらの状況やそれに対する私たちの意見を聞かれました。予想以上にドイツの学生が日本のエネルギー政策に関心を持っていること、そして強い環境意識を持っていることに驚きました。また、ドイツ人とは異なる視点を持った外国人学生の意見もとても興味深かったです。私たち日本人学生はドイツ語で、ドイツの学生は日本語で発表や質問などのやりとりを行い、それぞれ違う言語で議論することは新しい挑戦ではありましたが、積極的な意見交換をすることができました。
(文責O.K.)

 ②福島大学の大黒ゼミとの福島での合同合宿 

福島大学行政政策学類×上智大学外国語学部ドイツ語学科=??
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福大×上智大=??Part 2 フィールドワーク➀再生可能エネルギーの現場(伊達市霊山町)
http://311gyosei.blog39.fc2.com/blog-date-20160307.html
福大×上智大=??Part 3 フィールドワーク②震災と子供(福島市渡利)
http://311gyosei.blog39.fc2.com/blog-date-20160313.html
福大×上智大=??Part 4 フィールドワーク③震災後の食と農―福島でのキムチづくりを通して(福島市松川町)
http://311gyosei.blog39.fc2.com/blog-date-20160310.html