工業材料とプロセス（INDUSTRIAL MATERIALS & PROCESSING）
　
1.概要
　機械設計技術者が各種材料を設計素材として利用する場合、各材料の基本特性を理解した上で最適な材料を選択する必要がある。通信、航空・宇宙、建築、自動車等の分野で実用化されている身近な工業材料を話題に取り上げ、金属、無機、高分子、複合材料の基本特性と加工法、それらの選択のポイント、さらに信頼性の観点から材料の劣化メカニズムについて講義する。

期末試験、演習、出席状況をもとに評価する。

2.参考書
鈴木秀人：工業材料（オーム社）、吉岡正人他：機械の材料学入門（コロナ社）

3.連絡事項
・講義使用資料(PDF ファイル)：　イントロ ,　アルミ合金図,表２，３,Al-Si状態図、状態図と拡散、鉄鋼材料

・休講：　


4.期末試験
・電卓の持ち込みは可

5.講義内容
１．物質と材料（工業材料の分類）
２．結晶の強度に及ぼす物理因子
３．工業材料の基礎知識（状態図、拡散方程式、活性化エネルギー）
４．アルミニウム合金
５．チタン合金、マグネシウム合金
６．鉄鋼材料
７．鉄鋼材料の選択のポイント
８．セラミックス
９．ガラス、非晶質材料
１０．金属間化合物
１１．複合材料
１２．プラスチック
１３．プラスチックとリサイクル