意見広告


今後は「徒然物草付録」に 合流します。今後ともどうぞ御贔屓に。(2006-05-05)

誰も殺さない年になりますように。


米英へ。殺すな

ブッシュ政権のイラク攻撃と日本政府の戦争協力に反対する声明 (2003-03-23)


一番大切な安全保障

程度の差こそあれ颱風は毎年幾つか来るのは判っている。 地震は予知は難しくてもそれなりの頻度で来るのも判っている。 大きいのが来たら生命や生活への影響は莫大だ。 来るのはしょうがないが、判ってるんだからもうちょっと何とかならんもんかね。 自衛隊の任務が住民の生命・生活の安全を衛ることなら、 今こそ任務を果たさなければ。 なまじ軍隊的な性格を持っているから、活動への枷になっているのではないか。 「本務は災害救助・復興支援」と明確に位置付けていれば、 国外の災害でも堂々と手伝いに行って、 日本が「名誉ある地位を占め」るのに貢献出来るのにね。(2004-10-31)

国にせよ何にせよ住民共同体の一番大切な役割の一つは住民の安全保障。 安心を提供するのが最も重要なことである。 何から守らなければいけないか。 人間相手なら政治力なり軍事力なりで対応するとして、 それじゃどうにもならないのが地震などの自然災害で、 中でも毎年確実にやってくるのが颱風などの気象災害。 これに対する安全保障は間違いなく必要な筈。 なのに気象衛星もそこからの情報も他国に頼るとはどゆことよ。 一刻も早く「ひまわり」後継機を打上げて、 自前の気象観測情報を取り戻そう。(2003-06-01)


参戦に反対する

自衛隊派遣による米英イラク戦争への日本の参戦に反対します。 イラクの首都バグダッドには既に米英軍が入っているが、 戦争終結の手続きもなく戦闘も続いており、まだ当地は戦争中と見るべき。 ナポレオン軍に対して一旦モスクワを明け渡してその後反撃したように、 或は、もしかしたら58年前の日本が東京を明け渡して松代大本営の下で 戦ったかもしれないように。 一方、日本政府小泉政権は開戦後一貫して戦争当時国の片方である米英への 支持を表明している。 戦争中に戦争当時国の一方の陣営を支持しつつ軍隊を送ることは 正に参戦に他ならない。少なくとも他の陣営がそう受け取っても不思議ではない。 派遣先が現状がどうあれ、相手方にとって敵軍と見做される状況では、 行った部隊そのものが新たな攻撃対象となるのは当然である。 つまり自衛隊が行くことで新たな戦闘地域となる危険性が充分にある。 日本の望みが戦争終結・戦闘終了・当地復興なのは勿論であり、 参戦はその反対へ向かう道である。それが日本の選ぶべき道か。 もはや日本が出来ることは、 戦闘をやめ戦争を終わらせれば、 井戸も掘ろう学校も作ろう病院も建てよう医者も薬も送ろう、 劣化ウラン弾による被曝被害者の治療は不幸にも経験豊富な日本へどうぞ、 だからとにかく戦争をやめようよ、と言い続けて、 じゃあその方がいいからやめようかという機運が 当地の人々から生まれるのを待つことしかないのではなかろうか。(2003-12-07)

日本の現政権は参戦理由の一つに日本の国益を挙げているが、これはいけない。 自国の利益の為に他国に軍隊を送っていいんですか。 むしろ、これは我が国の利益の為に行く訳じゃないんです、 と言わなきゃ理由にならないんじゃない?(2003-12-07)

状況を見極めて判断するのは当たり前。 その判断基準・原則は如何に、というのが問題。 追及する方もそこを答えさせなきゃ駄目だよね。 国会で議論して原則を確立する、それに基づいて状況を評価する。 その上で最終的な判断は最高責任者の内閣総理大臣が 「状況を見極めて判断する」んでしょ。(2003-12-07)


最近巷で話題の…‥…

こういう話は余り採り上げたくないのだが危険を感じるので。 最近白装束集団と言うのが話題にされているが、採り上げ方が嫌な感じ。 粛々と不法駐車なり何なり現に法律に反していることに対して、 警察が取り締まるなり何なり定められた対応をすることだけが大切な筈で、 騒ぎになるまで放置したのは単なる怠慢。 恐らく意図的な怠慢で、今のような騒ぎにしたかったのだろう。 騒ぎになるまで放っておいて雰囲気を作っておいて、 何かの都合で取り締まりたいものに、 怪しげという理由を付けて取り締まれるようにしたい、 という意図を感じる。 確かに怪しげだし言ってることは只のトンデモだが、 怪しげだからという理由で取り締まることは出来ない筈だし、 してはいけないのが法治の原則。 それは、怪しげだという難癖を付けられて捕まえられたりしない、 という安心の為の知恵。 本当は現地の住民の人は、ちゃんと法律に基づいて取り締まれ、 と警察に言うべきなのに、 そうしないで結果として嫌な雰囲気作りの片棒を担がされている。 結局は警察は住民のものだという感覚がお互いにないのだろう。 マスコミの報道もその点で完全にピンボケかつ片棒担ぎ。 温泉旅館で集合写真を撮っただけで難癖付けられて捕まった時代に、 うっかりすると逆戻りだよ。気を付けよう。 (2003-05-06)


米英イラク戦争関連

小泉首相の退陣を要求します。 彼の言っている内容を支持しないことも勿論だが、 それ以前に、彼は論理を理解出来ず議論が出来ない。 自分が聞かれたことに答えていないことに気付いていない。 自分の主張した論理が反証されたことに気付かず、 既に反証された論理(になっていない主張)を繰返すのみ。 これでは議論が全然成立ちません。 基本的に首相どころか政治家としての資質を欠いていて不適格である。 このような首相を戴くことは日本の国益を著しく損なうと考えます。 (2003-03-24)

参考: [ 国連安保理決議1441のプレスリリース | 日本語訳(非公式?)]。 手続き的には4・11・12項の定めるように、違反・妨害などがあれば、 国連安保理が招集され、そこで評価されることになっています。 ここで違反などがあると認定され、それに対し、 国連加盟国の「あらゆる手段を行使する権限」に基づく武力行使が適当である、 と議決されれば、法的にはかなり正当化されるのでしょう。 この場合これを支持するかどうか、人間として悩む所で、 死刑を執行するかどうか悩む法務大臣と同等な立場と言えるでしょう。 個人的にはそれでも何とか人殺しはしたくないけど、 ここは意見が分かれても仕方ないかな、と思う。 もっとも決議1441自体が主権侵害であるという議論もある訳ですが、 百歩譲って「悪法(かも知れない法)もまた法なり」だとしても、 その手続きにすら順っていない (12項の定める安保理の招集・違反行為の認定・それに対する行動の議決がない) 訳ですから、「法治」の原則の下では、少なくとも決議1441を根拠としては、 論理的に正当化され得ません。 善悪や主義主張以前の論理の問題です。 そういう結論を導く「法治」の原則(=推論規則) 又は現行法(国連憲章・国連決議)(=公理・仮定) が適切かどうか、ということなら議論の対象になるけれど。 (2003-03-24)

アメリカ合州国がとにかく戦争をしたいのは判った。 我々の問題は日本政府だ。 これは一部の国による特定の国(の特定の政権)に対する私刑である。 例え悪人といえども法治国家では私刑は許されない。 法治というのは、悪人といえども私刑にはせずに法の下で裁く、 というコストを掛ける代わりに、 自分も言われのない私刑を受けない、という安心を得る智慧である。 人間は不安があると頑なになったり攻撃的になったりする。 国連は国際的に法治を行ない、安心を得ることによって、 攻撃的な行動を防ぐための仕組みである。 私刑は国際的に不安を増し、攻撃的な行動を誘発する。 決して平和をもたらさない。 国際的に不安を増し危険を増す私刑と言う行動を支持するのが 本当に国益に適う判断なのか。 イラクが悪いとか悪くないとかいう問題ではないのだ。 現に不安を感じ示威行動に出てる国があるでしょ。 日本政府は問題のすり替えをやめ、この点を主権者たる国民に説明せよ。 (2003-03-19)

「国連は開戦決議をすべきだ」と主張しているのか、 「日本はアメリカの主張に諾う」と主張しているのか、 はっきり区別して日本政府は発言してもらいたい。(2003-02-20)

核査察は戦争の為の手続きではない。 イラクにとって査察を受け入れた方が得だ、という状況を作る為に力を尽くそう。 戦争に訴えるのは古い国のやり方である。(2003-02-16)


2001.09.11テロ関連

丸一年。世界よ、戦争への誘惑に敗けるな。 2002/09/11 が戦争への敗戦記念日にならぬように。(2002-09-10)

あんな無茶苦茶は決して許されてはいけない。 しかし、テロリズムに反対するのとアメリカ合州国を支持するのとは別のこと。 あれだけのことを見せつけられて猶、 それでも出来得れば何とかこれ以上殺さない道を、 と考える日本人の多いこと、その勁さを日本人として誇りに思う。 険しい道だが、その先にしか来世紀の世界はないのだから。

軍事行動に協力すれば我が身の危険も増す。 今や基地や空母の存在は危険こそ増せ何の安全保障にもなっていない。 日本政府がそこまでちゃんと考えて協力すると言っているようには思えない。 一歩間違えば国民みんなを危険に晒す選択であるのに。 当事国は強硬姿勢に出なきゃしょうがないのかも知れないが、 日本には当事国に出来ない何かが出来るのではないか。 考えろ。考えるんだ。(2001-09-16)

ついでに。 真の globalization とは、 アメリカ合州国の local standard を全世界に拡げることではない。 (2001-09-17)

報復攻撃への自衛隊の派兵に反対します。 それよりニューヨークの被災現場の救助・復興の手伝いの方が、 余程ニューヨーク市民の「目に見える」貢献であろう。(2001-09-22)


情報国家統制法案(個人情報保護法案)・住民基本台帳ネットワーク関連

住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)稼働に反対します。 我々は管理される存在ではない。 便利さと危険さとは表裏一体。 自分にとっての便利さと管理する側にとっての便利さとも表裏一体。 便利さを活かしつつ危険さを抑える為に、 情報を集中させず分散管理するのは既に常識。 スタッフに専門家はおらんのか。 実装的には MS-Windows で IIS ってのは絶対やばいだろ。 攻撃喰らったら多分ひとたまりもないし、 第一、アメリカ合州国が MS 通じてバックドア仕掛けてきたら、 日本国民の個人情報は筒抜け。 契約条件は逆アセンブル禁止だろうから、それを見抜く手段が縛られてる。 この国の危機管理はどうなっているのかね。 せめて安全性が自分で確認できるオープンソースのものにしないと。 日本には世界に誇る TRON もあるのに。 いや、それなら良いって訳ではないけど。(2002-07-31)

防衛庁の情報開示請求者リスト作成の件。 こういうことから個人情報を護るのが本来の個人情報保護。 (2002-06-07)

情報国家統制法案に反対します。 個人情報保護のあるべき姿は、 各人が自分の個人情報を統御することであって、 国家が国民の個人情報を統御することではない。(2002-05-18)

日本外交関連

自らの非を含めて事実を明らかにすることは、 自らの誇りを保つ行為であって、自虐ではない。(2002-05-21)

日本の主権下にある人を日本の主権下にある場所から 他国の武装警官が連れ去った事件について、 日本政府は当該政府に対し断固抗議すべし。 相互信頼はルールを守ることから生まれる。 ルールを守らないことから生まれるものは、 力関係による支配と隷従とである。(2002-05-18)

有事法制法案(戦争準備法案)関連

非核三原則は我々の意志である。(2002-06-07)

有事法制のあるべき姿は、 国民を守る為に国が何を為すべきかを国民が決めることであって、 国を守る為に国民が何を為すべきかを国が決めることではない。 (2002-05-08)

いわゆる有事法制法案に反対します。 何か事が起こればそれに対処するのは当然だし、 今まで我々が暮らしの中で維持してきたことの幾つかは 状況によっては出来なくなるかも知れない。 しかし、国体護持の名の下でもどこからは強制されないか。 その歯止めを掛けるのが本当の有事法制ではないか。 してみると、それは何か。憲法である。(2002-04-18)

自衛隊の海外出兵に反対します。あれは出兵です。(2001-11-10)


靖國関連

総理大臣の靖國神社参拝に反対します。何重もの意味で。 日をずらしても本質に何の変わりもない。 この国の行く末はこの国の人が決める。 周りの国に言われて変える訳じゃない。 我々は戦争への道は決して再び選ばない。 心底そう思い得たことを誇りに思う。 誰に言われなくても、戦争をしない道を自ら選ぶのだ。 周りから言われなきゃその道を進めないようでは、 その誇りも揺らいでしまうよ。 かつて靖國神社が象徴し、しかも未だに総括されていない方向は、 我々の道とは正反対に向かうものだ。 だから、この国の行く道を委ねられ、 その行動がこの国の行く道を表現する者は、 靖國神社に行ってはいけない。



上の事柄には共通点がある。みんな上からの枠組から発想して、 その枠組にとって都合のいいように物事を動かそうとしていること。 でもそれでは、 一人一人の生活を国体護持の犠牲にした大日本帝国政府の発想と変わらない。 (とか言ってるそばから「国体」云々な発言が。地金が見えるって奴ですな。 うっかりしてるとあなたも靖國神社に祀られちゃうぞ。) ここいらで発想を転換して、一人一人を出発点にしよう。 あたしは、日々の暮らしで生命の危険を感じずに、 なるべくやりたいことだけやって、のほほんと、毎日を楽しく暮らしたい。 そこから出発して、そのために必要なコストなら喜んで払うよ。


20世紀スタンダードに固執せず、22世紀スタンダードを目指そう。 憲法九条の不戦原則は22世紀スタンダードになる筈。 22世紀はもう来世紀。


番外編


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