printf関数
C言語では、キーボードやファイルからの入力や画面やファイルへの出力を、関数を用いて行います。
printf関数は、画面に出力するための関数で、C言語の標準関数と呼ばれるものの一つです。
stdio.h と言う名前のファイルに、printfという関数の情報が含まれています。(includeは、英語で「含む」の意味)
関数は、関数名の後に ( ) を必ず付けます。
( ) の間には引数と呼ばれるものが入ります。
引数は、関数に与える情報です。
関数とは、その与えられた情報に従って、何らかの処理を行ってくれるものです。
そして最後に、「;」も必ず付けます。
これは文の終わりを意味するので、関数以外の時にも使用します。
例
printf("i = %d j = %d\n", i, j);
文字列は "ダブルクオート" で囲みます。
%d は、その次の引数をここに埋め込んで表示するという意味です。
引数の使い方の例は以下のとおりです。
printfで引数を表示
%d
10進数で表示
%f
実数として表示
%3d
3桁の10進数
%6.2f
6桁の実数(小数点以下2桁)
C言語では、文字列中の \n は、改行を意味します。
C言語では,文字列中の \ は特別扱いされます。
\ の使い方の例は以下のとおりです。
よく使われる特殊文字
\n
改行
\t
タブ
\"
ダブルクオート(文字列中に"を入れるために使う)
\\
バックスラッシュ(文字列中に\を入れるために使う)
(注意) \ はもともとバックスラッシュであるが,日本の計算機では円記号で表示される場合がある.