フィールドの宣言で使用される修飾子

フィールドの性質やアクセス範囲を指定するもので、public,protected,private,private protected,static,final,transient,volatileの8種類がある。
修飾子内容
名前種類
static フィールド staticで修飾された変数はクラス変数であり、クラス定義内で定義された通常の変数(static修飾子指定の無い変数)であるインスタンス変数と区別される。
final フィールド finalで修飾された変数は、値の変更が不可能な変数(つまり定数)である。finalで修飾された変数は、宣言と同時に初期化しなくてはならない。
transient フィールド transientで修飾された変数は、変数が一時的な情報を保管している。
volatile フィールド volatileで修飾された変数は、マルチスレッド処理に利用される変数である。
public アクセス publicで修飾された変数はグローバル変数であり、どこのクラスからも参照可能である。
protected アクセス protectedで修飾された変数は、その変数が定義されているクラスおよびそのサブクラス、同じパッケージ内のクラスからのみ参照可能である。
private アクセス privateで修飾された変数は、その変数が定義されているクラスからのみ参照可能である。
private protected アクセス private protectedで修飾された変数は、その変数が定義されているクラスおよびそのサブクラスからのみ参照可能である。
無指定 アクセス アクセス修飾子を省略した変数は、同じパッケージ内のクラスからしか参照することができない。