パッケージ図
パッケージ図は正式なUMLダイアグラムではないが、ソフトウェアグループの依存関係を見るのに有効である。 パッケージはモデル要素(クラスやオブジェクト)をグループ化したものであり、 パッケージ図はクラスをその役割に応じてパッケージと呼ばれる論理的なグループに分割し、 パッケージ間の依存関係を表すためのダイアグラムである。 パッケージ図を利用してモデルを適当な大きさにグループ化することにより、モデルの理解や管理を容易にする事ができる。 大規模なシステムの場合、パッケージ単位で開発チームを分けることもある。また、パッケージを概念的なグループとして 捉えることにより、システムの基盤となるソフトウェアアーキテクチャを表現することも可能である。 下の図はインターネットCD販売サイトをパッケージで記述したものである。 パッケージはモデル要素(クラスやオブジェクト)をグループ化したものであり、左上に小さな箱を置いた長方形として 記述される。 パッケージ名は左上の箱の中あるいは長方形の中に配置される。 パッケージはその内部に他のパッケージを含んだり、クラス構造を記述したりすることができる。
※パッケージ図の例
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