その後の電源運転状況 <<<Back
電源運転時には送風を十分に行うことにした。
内部のスイッチング電源の定格は、出力10Vであり、これで、100A程度流すと、
定常時には、ほぼ1kWの電力を、制御シャントが吸収しなければならない。
筐体内部に取り付けられたファンではいかにも心もとない気がしている。
せめて5V出力のスイッチング電源にして欲しかったところだが、掃引の速さも
超伝導マグネットメーカーにとっては一つの売り物であるため、10V程度は
出したいところなのかも知れない。しかし、本マグネットでは最大コイル電圧は
4V程度なので宝の持ち腐れ(どころか迷惑)状態である。