今回は、残念ながら質問を書いてくれた人が少なかったのですが、良い質問も
たくさんありました。それでは回答して行きます。
[質問]
[回答]
最小作用の原理は、Lを積分した結果が極小になるような運動が実現するというものでした。
その際の仮定として、運動の始点(時刻t0)と終点(時刻t1)の座標と運動量は固定されていますから、
∫[L'+dW/dt] dt =∫L' dt + W(p(t1),q(t1))
- W(p(t0),q(t0))
でわかるように、途中の状態は結果に全く入ってきません。入っているのは始点と終点のWの
値だけです。ですから、dW/dtの項は全く無視してもOKなのです。<<<TOP