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John Joseph Puthenkalam, S.J.
灰の水曜日から、復活祭前(=主の晩餐の夕べのミサの前まで)の40日間を四旬節とい います。イエス・キリストの受難と死を黙想し、共にご復活にあずかるべく、回心して 心の準備をする期間です。 (cf. 荒野の誘惑 40日間の断食 ⇒ Mt4:1-2, Mk1:12-13,Lk4:1-13) ●灰の水曜日 (2022年は 3月2日 水曜日) 四旬節の始まりを告げる日。灰の水曜日のミサのでは、灰を額に受ける"灰の儀式"が行 われる。これは、人は神によって創られた塵にすぎないことを自覚し、謙虚さを学ぶた め。(大斎・小斎) (大斎:食事を節制すること。1日の食事中、1食だけ充分に食事をし、あとはいつもよ りも節制する。小斎:鳥獣の肉を食べないこと。) ●枝の主日(聖週間の始まり・受難の主日) (2022年は 4月10日 日曜日) イエスがろばでエルサレムに入城したことを記念します。このとき、民衆が枝を手に持 ってイエスを喜びむかえたことから、枝の主日と呼ばれます。 この日から受難の1週間(聖週間)が始まるので、受難の主日とも呼ばれ、"枝の祝福 式"が行われます。 ”枝の祝福式”では、ミサの前に祝別された枝を手に持ち全員で聖堂に入ります。この 枝をいただいて持ち帰り1年間大切にし、翌年の四旬節の前に教会に返却します。"灰 の水曜日"に額に受ける灰は、返却された枝を灰にしたものです。 ●聖なる過越の3日間 (2022年は聖木曜日4月14日/聖金曜日4月15日/聖土曜日4月16日) 聖木曜日:十字架の死の前の晩、イエスが弟子たちとの最後の晩餐で、ご聖体・ミサ聖 祭・司祭職を制定したことを記念し、日没後に"主の晩餐のミサ"が行われる。(cf. Mt26:26-30, Mk14:22-26, Lk22:31-34.etc.)このミサのなかで、洗足式を行う。(cf. Jn13:4-6) 聖金曜日:十字架に付けられて亡くなったことを記念する。イエスキリストの受難の朗 読、共同祈願、十字架礼拝、前日に聖別されたご聖体拝領が行われる。(大斎・小斎) 聖土曜日:亡くなったイエス・キリストを墓に葬ったことを記念する。日没後までミサ は行われない。日没後に、イエス・キリストの復活を祝う復活徹夜祭(光の祭儀)が行 われる。 19:00〜主聖堂 ●ご復活祭(ご復活の主日) (2022年は 4月17日 日曜日) 十字架上で亡くなり、墓に葬られたイエスが3日目に復活したことを記念する祭日。復 活の聖なる徹夜祭から始まる。ご復活祭から聖霊降臨の主日(今年は6月4日)までの 50日間を復活といい、ご復活を祝う。 ********************************** ●「十字架の道行きの祈り」とは カトリック教会には、イエスの不正な裁判から十字架の死に至る歩みを、14場面に描い た絵画やレリーフなどが聖堂内に並べて掛けてあり、それぞれを"留(りゅう)"といい ます。 「十字架の道行」の祈りは、このひとつひとつの"留"を順次たどって、イエス の受難の各場面を黙想し、回心しキリストの愛にならうための祈りです。 (参考小冊子:カトリック中央協議会発行「十字架の道行」) ●「十字架の道行き」14留
SOLEMN PROCLAMATION OF EASTER Dear brother and sisters, the glory of the Lord has shone upon us./ and shall ever be manifest among us, until the day of His return./ Through the rhythms of times and seasons/ let us celebrate the mysteries of salvation. Let us recall the year's culmination, the Easter Triduum of the Lord:/ His last supper, His crucifixion, His burial, and His rising, celebrated/ between the evening of the 1st of April/ and the evening of the 4th of April. Each Easter - as on each Sunday - /the Holy Church makes present the great and saving deed/ by which Christ has for ever conquered sin and death. >From Easter are reckoned all the days we keep holy./ Ash Wednesday, the beginning of Lent, will occur on the 17h of February./ The Ascension of the Lord will be commemorated on the 13th [or 16th] of May./ Pentecost, the joyful conclusion of the season of Easter, will be celebrated on the 23rd of May./ And this year the First Sunday of Advent will be on the 28th of November. Likewise the pilgrim Church proclaims the Passover of Christ/ in the feast of the Holy Mother of God, in the feasts of the Apostles and Saints,/ and in the commemoration of the faithful departed. To Jesus Christ, who was, who is, an who is to come, Lord of time and history, / be endless praise for ever and ever./ Amen.
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