アジア居住ネットワーク定例会のお知らせ


アジア居住ネットワークの定例会を再開します。この定例会を行うことによって、特にコアになる若い人たちを育てたい・集めたいという意図があります。これについての私の イメージを説明しておくと以下のとおりです(ただし、誰か集まるかによって今後の会の性質は変わる可能性がありますので、かならずしも私のイメージどおりことが運ぶかどうかはわかりませんが。。。)。

<下川のイメージ>
アジア居住ネットワークはACHR(Asian Coalition for Housing Rithts)の日本事務局もかねています。よってACHRと同じビジョン を持ちたいと思っています。そのビジョンとは何かというと、貧困者自身に大きな可能性があり、またすでに彼らの歩みが至るところにあり、この貧困者の歩み(People's Process)を見出し、 大切にし、その発展を手伝うことによって、より人間らしい世界、社会に変えて行こうということです。
 よって、多くの開発援助機関・NGOなどと同じ問題を対象にしていますが、それらとはちょっと方向性が違うかもしれません。また、その際にお互いに学びあうことや住民同士の経験 交流などを大切なものとしています。特に日本の視点を考えると、どっちかと言うと日本の方が先進国だから、何か途上国に『教えてあげる』的な発想を日本人は持ちやすいと思いますが、 そうではなくて、逆にアジア他の貧困者の経験から日本人が何か学び、日本社会を変えていくためのヒントを探していく視点も大切だと思います。もちろん、それだけではなく、相互の経験 交流ですから、日本の経験をアジアの貧困者たちに分かち合うという姿勢も大切だと思います。よって日本の国内における貧困者等への関心も必要になります。
 そのようなビジョンを持ちながら、アジアの人々と共に日本に居る人も一緒に世界中のPeople's Processの発展のために、それぞれの場でやれることを探していく、そして実践していくというようなコアになる若い人たちと言う意味です。 もちろん、最初は、単にいろんな貧困者自身の試みやら、貧困者と一緒に行われる試み等の体験を分かち合って、お互いに学びあうというようなことから始めるだけで、そんな仰々しいものができるとは思いませんが。。。。

2005年第1回定例会
日時:5月27日(金曜日)午後6時30分〜午後9時
会場:東京理科大学神楽坂校舎 9号館8階建築学科事務室内会議室
報告者:下川雅嗣
報告内容:世界社会国際フォーラムの周辺
→今年ブラジルで開催された世界社会国際フォーラムに出席した下川さんより、フォー ラムにかけブラジルで行われている先駆的な活動団体や活動について話を伺う。

2005年第2回定例会
日時:6月27日(月曜日)午後6時30分〜午後9時
会場:東京理科大学神楽坂校舎 9号館8階建築学科事務室内会議室
報告者:田村梨花
報告内容:ブラジルのノンフォーマルな教育
→ブラジルの貧困層の中で行われていますノンフォーマルな教育について話を伺う。イ ンフォーマルとノンフォーマルの違いを田村さんから伺い、まだまだ学ばなければな らないことが・・・・と。

2005年第3回定例会
日時:7月15日(金曜日)午後6時30分〜午後9時
会場:東京理科大学神楽坂校舎 9号館8階建築学科事務室内会議室
報告者:伊勢崎賢治
報告内容:平和と正義の狭間で
→シオラレオーネ、東チモール、アフガニスタンと課題を抱えた地域での活動経験を基 に現在の日本を見る。又は、6月はアチェに行かれる、とのこと。アチェの最新情報なども伺えれば、と思い ます。

※会場は各回共通です。会場案内図については添付地図、または下記のHPにてご確認 下さい。
事情により会場会議室までの案内の掲示は出来ませんので、会場の建物を各 自確認上参加お願いしたします。
*東京理科大学神楽坂校舎 9号館8階建築学科事務室内会議室
http://www.sut.ac.jp/info/access/kagcamp.html


アジア居住ネットワーク
東京都豊島区高田3−36−15−302
担当:稲本悦三
TEL・FAX:03−3984−9130
e-mail ietsuzo@blue.ocn.ne.jp
※このページを見た方で、問い合わせ等があれば、下川にしてくださっても結構です。

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