(全世界で13億人。23.8%)
国別貧困線以下の人々(1989-94) インド 52.5%(1日1ドル未満) 3億5千万人 中国 29.4%(1日1ドル未満) 3億5千万人 バングラディッシュ 48.0% 国別 6千万人 パキスタン 34.0% 国別 5千万人 (ザンビア) 86.0% 国別 8百万人
※一日2390キロカロリー必要(ユニセフによる)。
一人1日あたり栄養供給量(必要量を下回る国) 地域・国 1992 1996 全世界 2,718 2,751 日本 2,903 2,905 アメリカ 3,732 3,642 ヨーロッパ 3,410 アフリカ 2,282 サハラ以南アフリカ 2,096 2,205 後開発途上国 2,095 先進国 3,377 インド 2,395 2,415 パキスタン 2,316 2,408 ニカラグア 2,296 2,328 スリランカ 2,275 2,263 フィリピン 2,258 2,356 スーダン 2,202 2,391 カンボジア 2,021 1,974 アンゴラ 1,840 1,983 ハイチ 1,707 1,855
HDR1999より作製。
5歳未満児の死亡率の高い上位6カ国(1000人中、1997) ニジェール 320 シエラレオネ 316 アンゴラ 292 アフガニスタン 257 マリ 239 リベリア 235 後発開発途上国 168 先進工業国 7
平均寿命 国 1992 1997 アフガニスタン 43.4 45.5 ウガンダ 43.9 39.6 シエラレオネ 44.0 37.2 ギニア 44.4 46.5 ギニアビサオ 44.5 45.0 マラウイ 45.3 39.3 ガンビア 46.0 47.0 ザンビア 46.2 40.1 マリ 47.0 53.3 アンゴラ 47.4 46.5 ニジュール 47.5 48.5 ベナン 47.7 53.4 ソマリア 48.0 47.0 ルワンダ 48.1 40.5 エチオピア 48.1 43.3 モザンビーク 48.2 45.2 日本 78.6 80.0 先進国 74.6 77.7
成人識字率 国 1970 1992 1997 パキスタン 21% 36% 40.9% インド 34% 50% 53.5% ネパール 13% 27% 38.1% サハラ南アフリカ 28% 51% 58.5% 途上国 46% 69% 71.4% ニジュール 14.3%
人間開発指数1997 国 人間開発指数
(カッコ内:ランキング順位)一人あたりGDP 米国 0.927(3) 29,010 日本 0.924(4) 24,070 韓国 0.852(30) 13,590 タイ 0.753(67) 6,690 フィリピン 0.740(77) 3,520 ペルー 0.739(80) 4,680 スリランカ 0.721(90) 2,490 中国 0.701(98) 3,130 南アフリカ 0.695(101) 7,380 インド 0.545(132) 1,670 カンボジア 0.514(137) 1,290 パキスタン 0.508(138) 1,560 ネパール 0.463(144) 1,090 バングラディッシュ 0.440(150) 1,050 ウガンダ 0.404(158) 1,160 シエラレオネ 0.254(174) 410
貧富の別を問わず、大部分の家庭では、労働収入が生活条件を決定する主要な因子となる。 世界全体で生産活動に従事している25億の人々のうち、14億人以上は低所得国(1993年 の一人当り年間所得が695ドル以下の国として定義される)に住んでいる。さらに別の6.6 億人が中所得国に住み、残りの約3.8億人が1993年の1人当り年間所得8,626ドル以 上の高所得国に住んでいる。これらの3つのカテゴリーに大別された諸国は、就業パターンを大 きく異にしている。低所得国では労働力の61%が農業に従事しており、彼らは主として家庭経 営の栽培農家である。22%は農村の非農業セクターと都市のインフォーマル・セクターで働い ている。賃金雇用契約を結んでいる者は15%で、主として都市の工業、サービス業の雇用者で ある。中所得国では農業従事者は29%であり、18%が農村の非農業セクターと都市のイン フォーマル・セクターの活動に従事し、46%が都市の工業とサービス業の賃金雇用者である。 高所得国では、労働者の大半がフォーマルセクターの職に就いている。農業従事者は4%程度で あり、27%が工業、60%がサービス業に従事している。失業者は、世界全体で約1.2億人 いる。低所得国の労働者は世界の農業労働力の圧倒的多数を占めている。しかし、それだけでは ない。低所得国は、世界の工業労働者の半数近く、失業者の約3分の1を占めている(図参照)。