Kawanaka Laboratory3次元画像モデル生成グループ



特徴点を用いた3次元座標推定による3次元形状復元

<研究概要>

本研究は、画像シーケンスにおいて追跡された特徴点の軌跡から3次元の形状を復元すし、最終的に任意視点画像の生成を目的としています。

まず、画像の最初のフレームにおいてKLTという手法を用いてオブジェクトから特徴点を抽出します。そして、その特徴点を最終フレームまで追跡します。追跡された特徴点の軌跡から、因子分解法という手法を用いて特徴点の3次元座標を得ます。得られたデータに対して、Delaunay三角形分割と三角形内部の補間を行い、それら三角形内部の各々の点と、オブジェクトのx,y,z座標の対応をとることで任意視点画像の生成を行います。

 

     

            

  0°方向の画像                   4°方向の画像                    9°方向の画像
研究で用いている画像列の例

 

 しかし、抽出された特徴点を追跡する際に、うまく追跡できずに誤って追跡される場合や、また追跡された特徴点に対して三角網を定義する際に、実物体にそぐわない三角網が生成されることがあるため、現在はそれらの精度を向上させることを考えています。

 

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