徒然物草(2004年2月)
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昨日今日と数学科計算機室の大掃除。つうかゴミの廃棄。
新しい機械を入れる空間がないので、一念発起して、
関係者総出で不要品の廃棄。
10年も前だと計算機本体はおろかフロッピーディスクユニットとか
ハードディスクとかボード類とか部品だけでも高価で、
固定資産扱いで買っていたりするので、
廃棄申請をしないと迂闊には捨てられないのだ。
そんな諸々の物々を物品リストと突き合わせながら処分。
何年か振りの大ナタでかなり片付いた。
てな訳で、その最中に色々古い物を発掘。
10BASE-2のケーブルやコネクタなんてのは序の口で、
歴史的な物品としてはパンチカードの穿孔器、これは初めて見た。
そんな中で一番の掘り出し物はNECのハンドヘルドコンピュータPC2001、
所謂ポケコンである。他の先生がついでに捨てようとして持っていらしたのだが、
目ざとく見付けた我々が待ったを掛けて保護。
ACアダプタも救出し、接続してスイッチON。
液晶表示の文字が浮かび上がる。「来たぁ〜〜〜〜〜!!!」
しかしどのキーを押しても反応なし。ここで駄目なのは悔しいなぁ、
突付き回すこと暫し。「裏側にresetボタンがあった」
ゼムクリップを伸ばして押してみる。
一旦消える表示、一拍あって再び現れた文字と共に「>」プロンプトだ。
早速二三行のプログラムを打ち込み[f5](RUN)。動いた。「うぉ〜〜!!」
中学高校の頃にBASICでゲームのプログラムを書いて打込んで遊んでいた、
正にその世代である。片付けそっちのけで盛り上がる集団。
取扱説明書やプログラミングガイドも頂いて(保存されているだけでも凄い)、
サンプルプログラムを打込んでみると、ちゃんと動くどころか音まで出る。
ずぅっと眠ったままだったからだろうが20年経ってもちゃんと動くんだなぁ。
この頃の(つうか本質的に)コンピュータって自分でプログラムを打込まないと
何も動かないんだよね。当たり前だけど。(2004/02/25)
思い出したのでキーワード追加「保留済み」。(2004/03/10)
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「ひとりごちる」独り言を言うという意味の動詞。
ひとりで御馳走を食べる訳ではない。
古語では「ひとりごつ」(タ行四段)。一人ごっつではない。(2003/02/19)
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2003年度修士論文発表会。
最近は PowerPoint とか OHP とかを使って発表する人が殆どで、
限られた時間を考えればその選択もうなづけるのだが、
作り置きの資料を見せることに意識が行ってしまい、
発表そのものが平板な印象になりがちでもある。
それぞれに利点もあり難しさもあるね。
それを理解した上での使い分けが大切。(2004/02/16)
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ハマの大魔神復帰。今年は勝つぞぉ。(2004/02/03)
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本日の学生さんとの会話。
「試験の採点まだですか」「いま採点中」「結果はいつ判りますか」
「来週が締切だから今週中には出来るよん」
「○○先生が明日締切って言ってましたよ」
「明後日から出張だって言ってたからそれでじゃないかな」
暫くして「△△先生も明日締切って言ってましたよ」「え゛」
学科事務室に駆け込んで「締切って来週ですよね」
「学科でとりまとめるので明日までにお願いしますね」
ぎょえ〜。「ま、まだ終わってないんですけど」
「(にこやかに)頑張って下さいね」
ってんで、はいはい、何とか採点終わらせましたとも。
これから集計して判定だぁ。(2004/02/02)
実は学科で取りまとめるのは数学講究など大勢で担当している科目だけでした。
事務の方への尋ね方が悪かったな。
事務室に置いてあった成績表(大勢担当科目分)を指して
「これの締切って」って言ったのが失敗。
○○先生は明日から出張で今日が実質の締切、
△△先生は大勢担当科目分のみ、ってのが真相でした。
怪我の功名で高速採点したので、今日はゆっくり採点の確認と集計。(2004/02/03)
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