徒然物草(2006年4月)
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体調不良。
どうも疲れが溜っていた所にちょっとしたきっかけがあって、
明示的に具合悪くなった模様。
駅まで歩くのもゆっくりげんなりって感じなのだが、
それでも授業の教室に行って学生さん大勢の前に立って喋り始めると、
段々と調子が上がってきて微熱も下がる勢いで90分もつから、
不思議というか偉いものだ。
もう何か speaker's high というか lecturer's high というか。
もっともこれは元気の前借りみたいなもので、
元々調子悪い所でこれを発動すると、
後で一落ち着きした時に更にぐったりする。素人にはお薦め出来ない。
(2006-04-28)
という訳で、何とか押し通して、この連休はゆっくり休養だな。
つうか講義準備の貯金をして講義日記の借金を返さないといけないんだが。
(2006-04-29)
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「すごろく屋」開店。
ゲーム屋の先駆者
「メビウスゲームズ」
の姉妹店だそうだ。
取り敢えず様子見に訪れて、安めのカードゲームを記念買い。
うまく軌道に乗ってくれると良いのだが。そゆ意味では支援買いでもある。
(2006-04-22)
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道すがらの貸し展覧会スペースで
「超芸術トマソン」報告発表会をやっていたので、飛び込みで覗く。
発見・提唱されて既に長いが、最近でも新しいタイプの物件が報告されているようだ。
町並みの移り変わりの激しい昨今、また発生する機会も多いと言うことか。
(2006-04-22)
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当たった〜〜〜。(2006-04-19)
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東京都教育委員会の「挙手・採択禁止」通達。
こういう信じ難いことを堂々と言うとは。
ちょっと何て書いたらいいか判りません。
どんな批判を書いても、当たり前のことを書いてるだけになってしまう。
(2006-04-15)
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教職員組合の新人歓迎会。
懸案抱える折、話した面子と内容とが理工学部の懇親会のようであった。
(2006-04-14)
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民主党の小澤新代表が代表選挙の演説で映画のセリフを引用して
「We must change to remain the same.
(変わらずに生き残る為には変わらなければならない。)」
と言ったそうですな。大学もそうなんでしょうな。
"to remain the same" って所が大事ですね。
"must change to change" じゃなくてね。
(2006-04-10)
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昨日の今日で驚いたのだが、
ビートたけしの深夜枠の4月からの新番組のテーマが数学らしい。
「
たけしのコマネチ大学数学科」だそうで。
ビートたけしは元々理系だし、
「平成教育委員会」を作ったこともある訳で、
いつもの深夜枠のノリの中にも
「おっ、これは」という部分を入れてくるんじゃないか。
毎回、格好良い数学者をゲストに呼んでくれないかな。
単発でなく多分3ヶ月十数回は放送する訳で、期待をしておこう。
「博士が愛した数式」辺りから数学が好意的にメディアに登場する機会が、
さざ波のようにじわじわと来ていたが、波が段々大きくなってきた模様。
我々がこれをどう受け止めるかですね。
手前味噌だが取り敢えず自分の所の宣伝もしておこう。
上智大学社会人講座「ソフィア・コミュニティ・カレッジ」で
今年度春期開講
「
オイラーの公式: πと e と i とをめぐる三章」。
絶賛申込受付中、と。(2006-04-08)
初回見ました。事前の予告では「ガウスの定理」となっていて、
「どのガウスの定理じゃ」てなもんでしたが、見てみると
テーマは「フィボナッチ数列」。
たけし軍団チームが実験的に立ち向かうコーナーが、実は意外に数学だったり。
「どうやったら"実際に"漏れも重複もなく数え上げられるか」
ってのは面白い所で、
実際ちらっと写ったノートを見るとしっかり数えてあったように見えたので、
そこをもっと踏み込んでもらって
「どういう方針でリストアップしたか」
を説明してもらったりすると良かったのにな。
ビートたけしに散々突っ込まれながら説明するたけし軍団チーム、
そして意外に褒められたり。
「そういう所に数学の思考が現れる」ってのが番組的にも面白そう。
(2006-04-14)
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テレビ東京系
「たけしの誰でもピカソ」
4/7の放送の特集テーマが「数学」であった。
諸事情あって早い時期から知っていたので、楽しみにしていた。
内容は、電卓を使った簡単な数のパズル・
若手数学者の生態(紹介VTR)・ラマヌジャンの生涯、など。
数学者のスタジオゲストは岡部恒治氏(日本数学会教育委員会委員長)。
これは日本数学会からの紹介かも。
総じて良い感じの採り上げられ方だったかな。
ああいう格好良い数学者が採り上げてもらえると、
世間の印象も変わるんじゃないかと。沢山いるしね、数学会には。
数のパズルやラマヌジャンの紹介をした人は、あたしは知らなかった人だが、
最近良く見掛ける理科の実験なんかをTVなどで演じて見せる人の数学版という感じ。
こゆ人も増えると良いですね。
数のパズルそのものは我々から見れば
「こんな当たり前のことで番組のネタにしてしまっていいのか」
って感じのことだが、一般向けだとこの程度がいいのかも。
「じゃあ次はどうなるか予想してみましょう」とか
「こうなると『何故だろう』と思うでしょ」とか、興味の持っていき方が良かった。
123456789を2倍しても、もう1回2倍しても、更にもう1回2倍しても、
1から9までの数字が被らない、ってのは面白かったな。
スマートな説明があるんでしょうか。
なるべくスマートな説明を考える、という所まで行けば、
こういう小学生でも出来るネタでも、もう立派に数学の思考形態ですね。
(2006-04-07)
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新入生オリエンテーションキャンプ(4/5,6)。
泊まった部屋が素数番号でなくて残念。梅干しおにぎり。
それはともかく、雨降りで屋外アスレティックが出来ず、残念でもあったし、
企画を考えていたヘルパーの学生さん達は予定変更で大変だったろうが、
何とか結果オーライ。
今迄よりも教員が前面に出るということで行なった数学の講演も、
新入生を惹き付けて成功だったようだ。
あたしが参加してから初めて、学長が各学科集会に回ってきた。
新入生に対する効果の程は不明だが、
現場を見て施策に反映させようという現れならば歓迎。
(2006-04-06)
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入学式。涼しい日が続いたお蔭で桜が今日まで持った。
新入生も期待と不安とでドキドキだろうが、
迎えるこっちも期待と不安とでドキドキ(ハラハラ?)である。
(2006-04-03)
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