徒然物草(2009年3月)
-
大相撲三月場所千秋楽。
前半こそ両横綱が充実した内容で全勝で走り、
今場所こそ楽日結び全勝決戦か、という期待を持たせたが、
後半に入って朝青龍が失速、白鵬が独走で一日余して優勝が決まり、
楽日結びの相撲内容ももう一つ、と竜頭蛇尾な場所であった。
白鵬の全勝優勝は実に危なげなく安定していて素晴らしかったが、
見所はそれだけと言ってもよい。
大関陣は言ふ甲斐なし。関脇陣も大いに期待外れ。
上位の若手で評価できるのは豪栄道と鶴竜くらいか。
大関陣がこんな調子なら、上位の若手はもっと星を上げていかないといけない。
大関候補の候補は沢山いるが、毎場所入れ替わりで、どんぐりの背比べ状態だ。
来場所に期待。(2009-03-29)
-
卒業式。めでたい。
4年前に入学した時から色々な意味で元気で賑やかな学年で、
その良い所はそのまま卒業していくようだ。
今の職場に丸13年になるが、こんなに印象的な学年は珍しい。
この代が卒業していくのは寂しいが、
当の本人達はこれからも同じように元気でやっていくだろう。乾杯。
(2009-03-25)
-
四ツ谷の土手の桜がちらほら咲き始め。(2009-03-23)
この土日が花見頃かと思ったが、寒の戻りで全く咲き進まず。(2009-03-29)
やっと暖かくなってきた。結局、入学式も過ぎて、今週末が見頃のようですね。
(2009-04-03)
-
九条科学者の会の
4周年記念の集いで、
ノーベル賞受賞者益川敏英さんの記念講演があるというので、参加して拝聴。
市民運動・平和運動の類には、
感覚的感情的なものに留まってしまって支持が広がり難いものがしばしばあるが、
益川さんの講演はそれと違い、法理・論理で問題点を明らかにしていくという姿勢が、
流石は科学者であった。
9条改定派にとって何故改定が必要なのか、
現状でも解釈変更でかなりのことが出来るにも関わらず改定を目指すのは何故か、
それは解釈変更では出来ないことがやりたいから、
それではそれは何なのか、それを明らかにすることが問題の本質、
となれば9条のみならず周辺法を精査することによって
論理的にそれを指摘することが出来る、と。明快ですね。(2009-03-08)
[最新の徒然物草
|書き物の目次
|日本語版玄関ページ
]