徒然物草(2010年3月)
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大相撲三月場所千秋楽。(2010-03-28)
- 朝青龍の突然の引退があり、白鵬の一人横綱で迎えた場所であったが、
見事に重責を務め上げて堂々の全勝優勝。強いなぁ。
「負けない相撲を取る」のではなくて「勝つ相撲を取らない」ことを考えている、
というインタビューでの発言は、既に大横綱の言葉だ。
- 大関陣は結局ぱっとせず。何をか言わんや。
- 把瑠都は白鵬との全勝対決に敗れたのみで14勝で大関昇進確実。
力の強さは勿論だが、相撲のうまさが見違える。突いて良し組んで良し。
大関昇進後もこの相撲が取れれば横綱推挙も見えてくるだろう。
気になるのは、大関になっても把瑠都という四股名で良いのかということで、
尾上部屋の本家の三保ケ関系で良い四股名がないかなぁ。
- 続く三役陣はこんなものとは言いたくないのだが…‥…。
把瑠都に続きそうな気配が見えてこないねぇ。
- 卒業式。めでたい。
四ツ谷の土手の桜がやっと咲き始めた頃合いだが、
うららかな陽気の中での門出であった。
必修の授業を担当しなかった学年なので、
教職科目や情報系の選択科目などを履修した学生以外は余り判らなかったのだが、
聞く所によると相当仲の良い学年だったそうで、
大勢で遊びに行った写真の映写などもあり、賑やかな楽しい会であった。乾杯。
2次会はゼミ生中心で小じんまりと飲み。これもまた良し。
(2010-03-26)
- 数学ソフトウェアとフリードキュメントX。
学会のサテライトワークショップとして回を重ねて10回目。
参加者も増えて今回は50人くらいだったか。
KNOPPIX/Math
の最新版の配布が目当ての人も多いかも。
内容は様々で、数式処理の高度な話あり、TeXインストーラ開発談あり、
計算機に余り詳しくない数学者の悪戦苦闘報告あり、
携帯端末でのグラフソフトウェアの開発紹介とデモあり、
と色々ゆるく広いので肩凝らず見聞が広がって楽しい。
TeX黎明期(1982年!)の話は興味深かった。
当時のTeXで作った博士論文の実物を回覧して頂いたが、
レイアウトなどは今のTeXとほぼ同じで少しも違和感がなかった。
講演中で紹介された当時のTeXソースを見ても(マクロなど細かい書式は違うが)
大体読めて何やってるか分かるのは凄いことだなぁ。
計算機の世界で30年近く前なんで大昔なのにね。
ソースがplaintextであるというTeXの強みを改めて感じる。
エディタとしてedを使っていたとか(それでも効率はそんなに悪くないですよ、とか)、
当時買ったPCのパンフレットとか通信環境とか、
聴衆も各々自分の世代を反映しつつ盛り上がった貴重な講演であった。
半ば常連となって数回、知合いも随分増えてきて懇親会も楽しみ。
今回の懇親会は22名の大所帯。横浜中華街に初めて行った。
おいしゅうございました。(2010-03-23)
東京圏の学会だと却って足繁くは行かないようで、
今回の学会での分科会の教室の滞在時間は1時間半くらいであった。(2010-03-27)
集会のWikiPageに懇親会の報告まで載ってる。(2010-03-29)
- 早稲田整数論研究集会(3/17〜19)。
昼夜共に充実。講演後に講演者と一番話したのが電子署名の講演だったり。
(2010-03-19)
- 確定申告が明日(3/15)までだった。
昼から職場に行くので、朝早く起きて税務署に行かないと。
危うく忘れる所だった。最終日だと混んでるかもな。
国税庁の申告書作成サイトは良く出来てると思う。
解り易いし、去年の入力データを使い回せる(初期値として使える)のも効率的だ。
今年も忘れずに保存。(2010-03-14)
- そう言えば、今日(3/14)は円周率の日であった。
これも忘れてたな。(2010-03-14)
- 岡山へ出張。今回は内輪のセミナーで、自分の口演は論文紹介。
余り読込めなかったので、
「こういうことが書いてあるようです」というような、
学生がセミナーで話したら「数学ではそういうのは読んだとは言わないんだよ」
と言われそうな中身であったが、まぁそこそこの情報量は提供できたかな、と。
年度末に残っていた科研費を共同研究者の旅費に支出したので、
有効に活用できて良かった。回清できました。
最終日は倉敷を半日散策。
「倉敷麦酒館」はとっくの昔になくなってしまったらしく残念。
岡山の地ビール「独歩」を頂く。旨い。
(2010-03-06)
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