徒然物草(2011年8月)
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女子中高生夏の学校 2011 〜科学・技術者のたまごたちへ〜。
例年は泊りがけで行われていたこの企画も、
今年は電力需要の関係で開催そのものも危ぶまれていたが、
土木学会の協力で日帰りで実施されることに。
つうか土木学会って職場のすぐそばじゃないか、ってことで顔を出してみた。
開催決定が遅れて周知不足ということで参加者も少なかったようだが、
来てくれた人は熱心に企画に取り組んだり話を聴いたりしていた模様。
東日本大震災の復興支援が主題とのことで、日本数学会からは出し物も難しかったが、
日本数学会宮岡洋一理事長の挨拶「社会の中の日本数学会」
をポスター印刷して展示。
後は立体図形の組立キットや整数のパズル的な問題を用意して、
来てくれた人の興味に応じて話そう、ということらしい。
他の学会はそんな基本的な所からは説明しないと思うので、
指数関数と半減期との関係の基礎的な数理の解説などでも良かった気もする。
ブース説明担当が知合いだったので、終了後は四ツ谷で飲みに。(2011-08-18)
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情報拡散。
日本数学会宮岡洋一理事長の挨拶「社会の中の日本数学会」。
数学業界は宣伝広報ノウハウが決定的に不足しているので、まぁ多少なりとも力に。
何か御知恵があれば、お近くの日本数学会情報システム運営委員にどうぞ。
(2011-08-09)
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神宮外苑花火大会。今年は開催されること自体が意義深い。
花火も夏祭りも本来は供養や慰霊のため。
今年は本来の夏祭りが各地で行われるのだな。(2011-08-06)
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地元ネタ2題。(2011-08-05)
- 「東京名物・夏の風物詩・阿佐谷七夕祭」開催(〜8/9)。
商店の出し物のはりぼての他に、
近隣の小中学校から「復興」「絆」をテーマにした出展があったり、
一般参加のプチはりぼて企画があったり、とますます地域密着のお祭りに。
初日から相当な人出。
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「ぼくらのよあけ」(講談社アフタヌーンKC)。
地元の本屋で「阿佐ヶ谷団地が舞台」という惹き句に釣られて購入。
これが実在の阿佐ヶ谷団地そのまんま。
登場人物が外を歩いてるシーンでも、
「あの道をこっちに向かって歩いてる」とか判るくらいそのまんま。
主人公の小学生が通っている小学校は母校の杉二小(作中では二小)で、
これもそのまんま。地元民だったらストーリー関係なく盛り上がれますよ。
未来(2038年)設定なのに建て替わってない、というのはさておいて、
というかむしろ、ここ二三十年の経験で考えると、
1970年頃に夢想していた空中エアチューブで高速移動するような未来都市の姿よりも、
結構変わってないけど情報家電機器とか進歩してる、っていう、
このマンガのような予想図の方が現実感がある。
もちろん話もとても面白いし絵柄も良い。
短期集中連載中だが、今売りの号を読むと1回分飛んじゃうようなので、
じっと我慢で、年末頃発売と思われる第2巻完結編に期待。
- これ読んで色々調べたら、阿佐ヶ谷団地って凄い有名な団地だったんですね。
地元だと当たり前過ぎて、却って分からないね。
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