解析力学2001年度期末試験 結果 <<<戻る
*成績優秀者
0074027, 0074046
0074028, 0074054, 0074067
0074001, 0074004, 0074015, 0074017, 0074019, 0074024,
0074034, 0074037, 0074039, 0074066, 0074071, 9974003, 9974004
*その他
0)
本講義は必修科目であり、期末試験が卒業認定に直結します。
従って、試験答案は返却せず、教員が厳重保管します (閲覧はOK
ですのでいつでもどうぞ)。なお、答案紙は皆さんの卒業後に処分します。
1) 単純な計算ミス・タイプミスは、途中の式をチェックして、全て加点しました。
2)
微分方程式の一般解で、演算子法を用いてエレガントに解いている
人が何人か見られました。数学の講義で習ったのでしょうか。安心しました。
3) 未定定数法で、∇f
と∇gが平行であることを示せ、というのを、一般論で、
記述している人が数人見られました。そもそも未定定数法の計算法が、
∇f =-λ∇g
なのですから、一般論としては自明(≡あたりまえ)のことです。題意は、
この問題について具体的に計算してみましょう、ということでした。
あまりにかわいそうなので、半分加点しました。
(このために落第になった人はいませんのでご安心を)。
4)
最後にトンでもない解答がいくつかありましたので列挙しておきます。心あたりの
ある人は、たとえ評点がAでも、しっかり名前を覚えられていますから覚悟のこと。
イ) gradientベクトルを、∇f = fx+fy+fz と、divergenceのように計算していた。
ロ) ベクトルの平行を示すのに、∇f ・∇g =0
としていた。
ハ) ∇g に直交するベクトルが∇f と直交しているので∇g
// ∇f と結論
ニ) H=P^2+Xのハミルトニアンを、単振動、円運動、双曲線運動、放物線運動
と解釈した (「放物運動」は正解としました)。