Bレポート執筆要領 (国際政治経済論U)                下川 雅嗣

◎目的

世界的視野で見たとき、未だに人類の大半が貧困の中でいることを考えれば、貧困問題は現在社会、そして国際政治経済において大きなテーマの一つである。しかし、日本においてこの貧困はあまり意識されていないように思う。これは、現実の貧困の状況を身近に感じていないことが大きな原因であろう。このレポートの目的は、日頃の日本での生活であまり触れることの出来ない貧困の現実を少しでも知り、考えてもらうことを目的とする。その際には、できるかぎり、貧困者の視点から考察していくことが望まれる。

 

◎レポートの書き方:次の@,Aのいずれかの方式を選び、それを表紙に明記すること

@貧困問題に関する何からのテーマを決めて書く。この場合は、常識的な小論文であることが要求される(つまり、動機、目的、結論がはっきりしていること。そして本文において、結論にいたるまでの論理展開があること。参考文献(別紙参照)を用いる場合は、きちんとそれを明記すること)。

A別途紹介する参考文献(書籍等)のいずれかを読んだ上での、ブックレポートの形式(内容の要約(1000字以上)をした上で、それに対しての自分の考察・意見をまとめる)を取る。なお、付けたしとして感想を加えても良い。

なお、参考文献表は下記HPにて適宜改訂する予定。

参考文献表

◎枚数等

原則的には、30004000字程度(なお、@方式を選んだ場合は、ある程度長くなってもしかたがないが、内容が無いのにだらだらとは書かないように)。A4横書き。できればワープロ書き。

 

◎提出方法

1月14日(最後の授業)までに、授業の際提出するか、研究室のポストの提出すること。

 

◎評価方法

講義を3回以上欠席したものは、理由の如何を問わず、レポートの提出資格を失うものとする。レポートはAB2つの総合で評価する。