徒然物草(2009年11月)
-
大相撲十一月場所千秋楽。(2009-11-29)
- 両横綱が11日目まで全勝で並走して千秋楽結び全勝決戦の期待が高まったが、
朝青龍の急失速で14日目で優勝が決まってしまう展開に。
しかし千秋楽結びの横綱同士の取組は力の入った相撲であった。
- 白鵬の年間86勝4敗は信じ難い記録である。
年間全場所14勝以上という安定感も素晴らしい(勿論新記録で従来の記録は4場所連続)。
朝青龍は速さと強さとが際だっていたが、
白鵬の場合は「負けない横綱」という印象が強い。
平成に入ってまだ20年で、貴乃花・朝青龍・白鵬と、
「大横綱」を既に3人も見てしまった。大相撲史上でもすごい時代なのかも知れない。
これだけ横綱が充実していると、年間通して殊勲賞なし、というのも仕方ないか。
- と横綱を絶賛すると、大関陣が気の毒なほどではある。
魁皇が年間完全8勝7敗という珍記録。幕内通算800勝は立派ではあるが。
千代大海は遂に大関陥落。力も衰えが見えるのでやむを得ないが、
場所前から陥落や引退時期を仄めかすような発言は頂けない。
- 三役陣もすっかり期待外れ。
把瑠都が9勝止まり、他は揃って負越しで、相撲内容も余り見るべき所がなかった。
やっと大関に空きが出来たというのに。把瑠都は大関が近いと思ったんだがなぁ。
- 平幕では三賞受賞の豊ノ島・栃ノ心・雅山に加え、
前半戦好成績だった嘉風も名前を挙げておきたい。
全勝・1敗で優勝争いに名前が挙がるだけでも良い経験であろう。
以前は元大関が三賞を受賞すると「涙の敢闘賞」とか言われたものだが、
雅山は大関陥落後、既に三賞4回目で、普通に「古豪の三賞」である。
「史上最強の元大関」とも言われて久しい(大関陥落後の最多勝記録を更新中)。
来場所の上位での相撲も楽しみである。
- 古豪と言えば、十両優勝争いで土佐の海の名前が出ていた。
まだまだ頑張っている。
-
やる大矢→やるオバQ→やる尾花、名前で選んでるんじゃないか?
ってのは置いといて、この前の優勝の時もピッチングコーチ経験者だったので、
少々は期待しても良いのか。まぁしかし親会社がやる気ないからなぁ。
(2009-11-15)
-
備忘と広報のため。
NHKスペシャル「魔性の難問〜リーマン予想・天才たちの闘い〜」
放送。NHK総合テレビ、2009年11月15日(日) 21:00〜21:49。
(2009-11-14)
見たけど、どうやらこれはダイジェスト50分版で、BShiで90分版を放送するらしい。
ハイビジョン特集「素数の魔力に囚われた人々〜リーマン予想・天才たちの150年の闘い」、NHK-BShi、2009年11月21日(土) 20:30〜22:00。
という訳で感想はその後で。(2009-11-15)
-
ソフィア祭無事終了。
内容は先日の予告記事参照のこと。
ぐるぐる定規の現物を買い込んで会場に置いといたら、
家族連れで来た子供が熱中しちゃって、とうとう親御さんが
「後で買ってあげるからもう行こう」という程。やっぱり面白いよなぁ。
連日大盛況でした。来場者に感謝。実行委員会スタッフに感謝。(2009-11-03)
[最新の徒然物草
|書き物の目次
|日本語版玄関ページ
]