自動車、二輪車、電車、そしてパーソナルモビリティ(セグウェイなど)のモデリングや運動解析を行っています。また、省エネ性能や運転者のスキルの判断基準などの研究や、感性工学を応用し、人間の快・不快といったものを工学的に科学しようと試みる快適性の研究も行っています。
研究テーマ(例)
・乗車中の人体の姿勢制御に関する研究(自動車・鉄道)
・自転車に関する筋負担解析
・人体車両の連成解析
車両と人体の関係に注目
当研究室では、モビリティの動きと、人の動きの関係についての研究をしています。乗り物の中での、人体の動きを調べ、それを車両設計に反映させることで、乗り心地や安全性の向上に寄与できると考えています。近年盛んに開発が行われている自動運転への応用も視野に入れています。
車両と乗員の多様化に対応
省エネへの需要の高まりを受け、車両の小型化が進められています。車両の小型化が進むと、車両の重量と乗員の重量の差が小さくなり、乗員の行動が車両に与える影響が大きくなります。また、高齢化が進むにつれて、安全性についても従来とは異なる基準が必要になります。そういった状況に合わせ、様々な車両の特性と利用者の多様性の相互作用に特化した統合的な研究を進めていきます。