当研究室では、マルチボディダイナミクスを中心とした機械力学に、制御工学・感性工学を取り入れることで、新しい機械・器具の開発を進めています。テザー・車両・スポーツ・人体というアプリケーションを軸に研究を行い、各分野の課題に取り組むことで、学問的な深掘りを目指しています。
マルチボディダイナミクスとは
機械力学の一分野で、モノの動きをコンピュータシミュレーションで解析・理解する学問です。対象を、硬いもの(剛体)と柔らかいもの(柔軟体)の集合として考えるのが特徴です。硬いものと柔らかいものの接触や、ケーブルような柔らかいもの動きを詳細にとらえるのが得意です。
主な研究内容
モビリティ | ・乗車中の人体の姿勢制御に関する研究(自動車・鉄道) ・自転車に関する筋負担解析 ・人体車両の連成解析 など 詳細はこちら |
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スポーツ | ・道具と運動のマッチングに関する研究 (バドミントン・テニス・ゴルフ) ・キックモーションに関する研究(サッカー) ・スポーツ工学へのウェラブルセンサーの応用 など ・サイクルトレーナー 詳細はこちら |
テザー | ・宇宙用機器の開発 -柔軟体・剛体系連成解析 -制御系システムの提案 など 詳細はこちら |
その他 | 医療における熟練者の手技の分析 |