小林 浩二(物理学者)
KOBAYASHI, Koji (condensed matter theory)

専門は物性理論物理学。
乱れた系における量子輸送現象の数値計算を主なテーマとしており、 特にトポロジカル量子系で見られる特殊な伝導特性や量子臨界現象について研究を行っています。
豊富なプログラミング経験に基づく高速・高精度の計算技術が持ち味で、機械学習や量子計算にも手を出しています。
また、研究指導や教材作りなど、教育にも力を入れています。

News & Schedule

  • 2024. 3.18-21 物理学会(オンライン) 機械学習による電子系の相図作成法の改良について話します
  • 2024. 2. 7    フェリ磁性ワイル半金属Ti2MnAlの有効モデル論文が出版されました。
  • 2024. 1.23    カゴメ層状ワイル半金属のスピンホール効果の論文が出版されました。
  • 2023.11.14-18 学習物理国際会議(京都) Transformerを使ったトポロジカル絶縁体の相図決定法
  • 2023. 4. 1    上智大学に異動。2年連続の引越しはつらいです
  • 2023. 3.22-25 物理学会(オンライン) 強磁性ワイル半金属Co3Sn2S2カゴメ薄膜のホール伝導度
  • 2023. 3. 6-10 APS March Meeting (Las Vegas) トポロジカルディラック半金属における連続的ホール伝導制御
  • 2022.10.18    領域4webのデザインを刷新しました。
  • 2022. 8.18-30 国際会議LT29(札幌、ポスター)、国際会議Localisation2022(札幌、ポスター)
  • 2022. 8.10    カゴメ格子における磁気相図の論文がJPS Hot Topicsで紹介されました。
  • 2022. 7. 4    カゴメ格子における磁気相図の論文が出版されました。Editors' Choiceです。
  • 2022. 6. 1    KPMのサンプルコードを公開しました。(Webアプリ公開試験を兼ねています)
  • 2022. 4. 1    野村グループは九州大学に異動しました。研究室移転に係る業務の繁雑さを甘く見ていました。
  • 2022. 3.28    ワニエCPAの論文が出版されました。年度4本出版は自己最多記録です。
  • 2021.12.13    Weyl半金属におけるホール伝導度と縦伝導度の論文が出版されました。
  • 2021.10.31- 5 国際会議EP2DS(online、ポスター発表) 乱れたWeyl半金属における内因性・外因性Hall効果
  • 2021. 9.20-23 物理学会(オンライン) トポロジカルDiracメモリスタ トポロジカル物質応用のアイデアです。
  • 2021. 7. 8    Dirac半金属中のランダウ準位に関する論文が出版されました
  • 2021. 7. 6    Dirac半金属における強磁性電極誘起ホール効果の論文が出版されました
  • 2020. 6.17    Dirac/Weylセミメタルにおける弾道伝導の論文が出版されました
  • 2019.10. 7    強磁性カゴメ層状物質における磁壁磁気抵抗効果の論文が出版されました
  • 2019. 3.12    Chapter(並進対称性の破れたトポロジカル系の解説記事)を執筆した本が出版されました
  • 2018. 9. 9-12 物理学会(京田辺) 今話題の機械学習もやってます
  • 2017. 2.17    Weylセミメタルにおける磁壁磁気抵抗効果の論文が出版されました。
  • 2016.10.15   固体物理』誌にトポロジカル量子相転移の解説記事が掲載されました。
  • 2016. 4. 1    東北大野村グループに移籍しました。
  • 2015. 3.19-22 物理学会(仙台) 若手奨励賞受賞記念講演を行いました。
  • 2015.12. 3    トポロジカル絶縁体の2次元-3次元クロスオーバーの論文が出版されました。
  • 2015.10.13    物理学会若手奨励賞の受賞が決定しました。支えて下さった皆様のおかげです。
  • 2015. 6.11    表面乱れのあるトポロジカル絶縁体の論文が出版され、Editor's suggestionに選ばれました。
  • 2015. 1. 8    状態密度スケーリングの論文がWEB OF SCIENCEの高被引用文献に選ばれました。
  • 2014. 1. 7    Dirac/Weylセミメタルの状態密度スケーリングの論文が出版されました。2連続PRLです。
  • 2013. 6. 6    乱れのある3次元トポロジカル絶縁体の論文が出版されました。祝・初PRL。
  • 2012. 7.20    3次元トポロジカル絶縁体はじめました。

  • お知らせ

    •  2023.4  2023年度より上智大学に凱旋し、機械学習の研究を行います。
    •  2022.4  2022年度より野村健太郎グループは九州大学理学研究院に移籍しました。
    •  2021.3  2021年度一杯でバウアー研究室は解散しますが、野村グループは存続します。
    •  2019.4  2019年度より東北大金研(野村健太郎グループ)特任助教になりました。 (最長2024.3まで)
    •  2016.4  2016年度より東北大金研(野村健太郎グループ)へ移籍しました。
    • -無期限  共同研究のご提案は随時受付中です。
    乱れのあるDiracセミメタルのバンド構造(2018年)
    量子スピンホール系における、スピンに依存した伝導のシミュレーション(2009年)