北村喜宣環境法ゼミ
柱が2つあります。
- 環境法の最新のテキストを読み、具体的事例を踏まえつつ環境法総論と各論(個別法)の理解を深めることです。
- 全体を4~5のグループに分けて、ゼミ論文を作成することです。ゼミ論文は、環境法の運用の実態について、国、自治体、企業、住民、NPOなどへの調査を踏まえて執筆します。
【進め方】
- 通常ゼミは、3人が一組になり、報告を担当します。報告のなかでは、「論点」を3つあげ、全員がそれに対するメモを用意し、次回報告チームがコーディネイターとなって議論を盛り上げます。後期になると、ゼミ論中間報告を適宜入れます。
- 年に3回程度、ゲストスピーカーをお招きし、あるいは、現場を訪問して、実務の状況をうかがいます。2010~2013年度は、海上保安庁、東京都庁、横須賀市役所、有斐閣ジュリスト編集部、小学館法務部、野村総合研究所、一級建築士、カリスマ弁護士、ベンチャー系コンサル、環境コンサルのスタッフをお招きしたほか、新日鐵環境部、東京消防庁、タケエイ(産業廃棄物処理業社)を訪問しました。
- 4月のゼミでは、「ようこそ先輩!」として、OBOGを招いての講演会を企画しています。
- こうした経験を通じて、「自分の頭で考える」「自分なりのオリジナルな視点を持つ」ことの大切さを知り、それが実践できるようにすることが目標です。これは、就活にも生かせます。とくにゼミ論文を執筆することによって、面接において効果的な自己アピールができるはずです
- 毎年新しいゼミ生が参加します。北村ゼミ・ファミリーのネットワークをさらに拡げていきたいものです。