2015年度講義概要
  
鈴木雄雅研究室 大学院文学研究科新聞学専攻

2015/05/26現在

ジャーナリズム史特講 毎週月曜日3時限 PC演習室H(2号館3F)
近代ジャーナリズムの発展について、ジャーナリズムの形式を規定していく状況を眺める。新聞,雑誌が出現してから近代新聞が成長し、その過程でジャーナリズムの機能がどのように近代の社会発展と関わりあってきたかを考察しつつ、ジャーナリズムの歴史研究の基礎を学ぶ。留学生、他学部出身者で、日本の現代史、ジャーナリズムの基礎的知識に欠ける者は、学部のジャーナリズム史TUの聴講をすすめる。 VideはOWC(2011)
テキスト:春原昭彦『日本新聞通史 四訂版』新泉社  2003年   参考書 :適宜指示する参考文献一覧
授業資料


2015年度 講義日程 公式シラバス

<授業期間> 春期 4月〜7月 秋期 10月〜2015年1月  2号館(COM−H)
受講者への注意
  回 

   内  容   予  定

第1−4回

 

  オリエンテーション1−4
  講義概要の説明 新聞学科、新聞学専攻について
  定期刊行物
/図書館探索/文献講読の説明など
  インタビュー 「デジタルアーカイブ」

第5−13回

『新聞学評論』第18号(1963年)
日本語ジャーナリズム史文献講読  報告について  参考:ppt
ジャーナリズム史に関する人物、用語のアサイメントあり  
秋 期 英語文献講読(予定)
Asa Briggs and Peter Burke, A Social History of the Media: From Gutenberg to the Internet. Cambridge, UK: Polity Press,2010
英語文献講読 Elliot King and Jane L.Chapman, KEY READINGS IN JOURNALISM. Rouledge,2012
右記は後期課題にならなくとも、読破しておくことが望ましい。
"Newspaper History," International Encyclopedia of Communications , Vol.3C.Hamelink, "On The History of World Communication, " WORLD COMMUNICATION (London:Zed Books,1995), Chatper 2, pp.15-67.
D.Griffiths, ed., THE ENCYCLOPEDIA OF THE BRITISH PRESS 1422-1992 . (Macmillan Press, 1992)
"The early newspaper press in England"
"The eighteenth century British press"

"The British press, 1800-1860"
"The British press, 1861-1918"
 

"The British press, 1919-1945"
"The post-war press in Britain"

第14

予備   レポート提出
母国でない国の新聞社、新聞人について。 400字詰め概算20枚程度

 参考

1.ジャーナリズム史特講
 ジャーナリズム史
 外国ジャーナリズムTb
 外国ジャーナリズムUa
2.演習(ゼミ)
 ゼミ参考文献
3. 新聞学評論 (1〜41号)/マス・コミュニケーション研究 (42号〜)
4. cf.米ジャーナリズム史

 

ジャーナリズム史演習   原則 隔週(論文指導)
ジャーナリズムを歴史的観点から研究・考察しようとする参加者を指導,同時に討論したい。ジャーナリズムの歴史的事件,ジャーナリストの活動など,受講者各自の関心テーマについて報告,問題提起を求め,討論したい。また、修士/博士論文完成のために基本的な論文執筆指導に重点をおく。 
吉田健正『レポート・論文の書き方』ナカニシヤ出版、1998  ゼミ

 


以下はその他開講する年度もある科目です。 

 ジャーナリズム史特殊研究 (後期) 前期課程共通

 19世紀ジャーナリズム、とくに大衆紙の登場にいたる  研究を中心に、英・米・仏・カナダ、オーストラリアのジャーナリズム発生の原点を探る。


 ジャーナリズム史特殊研究演習
日本、世界のジャーナリズム史における重要人物、メディアについて各人の報告をもとに、その影響、意義 、社会的役割を考える。またジャーナリズム史研究の発展過程を再考する。

 
ジャーナリズム史特講 受講者へ

 以下の諸注意をよく読み、授業の運営にご協力ください。

  1. 該当する資料は各自入手し、報告分担を決めて、講義開始時までに十分な予習を必要とします。
  2. 資料はすべて各自負担となります。オリジナルコピーがある場合は図書館研究室に常備しますので、相談して、人数分のコピーをまとめてとるなりして、オリジナルコピーを持ち出さないようにしてください。
  3. 2以外で原本からコピーすることも考えられます。
  4. 報告については、予定より早まることはありませんが、遅くなる可能性はあります。ちなみに講義予定表を下に掲げます。
  5. 最初のオリエンテーションを除き、授業はまず、担当部分の報告(20分程度)ののち、出席者からの質問、意見を求めます。それらを踏まえて、論文のポイントや時代について講義をしつつ、ディスカッションを行います。 
  6. 従って、担当報告者以外の出席者も十分に文献資料の事前予習が必要であり、質問・意見(コメント)なしでは、授業に参加する意義が半減してしまうでしょう。
  7. 報告レジュメは、A4判サイズ、授業名 報告日(提出日)報告資料原文・邦訳名を記したうえで、内容の概略を書いてください。最後のコメント、そして資料講読、報告にあたり参考にした文献名を記入することも忘れないでください。
  8. 文献名などの書き方は 著者名『題名』出版社、出版年 の順です。大学院の修了論文の書き方 参照
  9. 報告レジュメは数枚程度で、人数分を用意してください。これは、その後「赤」を入れて返却します。それをもとに直した提出レジュメを出すときに、忘れずに教員に戻してください。


2015年度「ジャーナリズム史特講I II」授業日程一覧
春学期  4月13日(月)〜7月22日(水)、秋学期 9月29日(月)〜2016年1月23日(土)

前期   予 定
第1週 4/13 オリエンテーション
第2週 4/20 オリエンテーション 
第3週 4/27 オリエンテーション 
第4週 5/11 (図書館検索レクチャー) 
報告  課題 こちら  Book Report こちら
第5週 報告イエロージャーナリズム
第6週 報告 the Fourth Estate 
第7週 報告 T.ジェファーソンと新聞         
第8週 報告  現存して継続する世界で最古の新聞       
第9週 報告 GHQとジャーナリズム            
第10週 報告冷戦下のジャーナリズム
第11週 報告 ベトナム戦争とジャーナリズム
第12週 報告 外務省機密漏えい事件 
第13週 報告 誤報・捏造
第14週   報告 『コミュニケーション研究』

後期
第1週 英語文献講読 Elliot King and Jane L.Chapman,
KEY READINGS IN JOURNALISM. Rouledge,2012


Asa Briggs and Peter Burke, A Social History of the Media: From Gutenberg to the Internet. Cambridge, UK: Polity Press.
以下 発表報告です。


文化交渉学専攻 文化交渉学特講IIIB (秋期 火曜日4時限)



大学院ゼミ

 

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