11/10(木):週が二周した。残り5週間。
朝 2000W
体調少しずつ良くなっている。が、まだ頭がスッキリしない。
下:つくねのケチャップ煮。☆☆☆ この赤味はケチャップ。酸味が強い。 鶏のつくねをにんじん、タマネギと一緒に煮たもの。 ウインナと違い、つくねはちゃんとつくねしている。 上:もやしのナムル。☆☆☆ もやしは好き。 左:白菜キムチ。★★★ 良い具合に漬かっている。 右:ニラの酢の物。★★☆ 赤唐辛子粉をまぶさなくてもいいのに。 汁:豆腐のスープ。★★★ 具は豆腐、エノキ。 赤唐辛子粉は下の方に沈んでいてもらう。が、十分辛い。
昼 2500W
売店で軽く済ませようぜ、というのでサンドイッチを探しに行く。が、そもそもサンドイッチは売っていなかった。
コンビニバーガー。☆☆☆ どっしりしたパンに、ハムとタマネギと照り焼きマヨネーズソースがはさんである。 見た目より食べでがあった。 コンビニ味付け玉子。☆☆☆ 日本でも売ってたっけ?
夕 3840W
体調を回復させるには、まずは食事。教職員食堂でしっかり食べよう。

キムチチャーハン。★★☆ チャーハン的にはイマイチだが、キムチ的には美味しい。 赤プルコギ。★★★ プルコギの赤いやつ。 赤いので敬遠していたが、食べてみるとそれほどでもない。 ほうれん草のナムル。☆☆☆ ナムル類は、大体50円程度でそこそこの量がある。 野菜を摂りやすいのは良いことだ。
11/11(金):1並びの日
今日は何の日
2011年11月11日。日本国内では鉄道マニアから物理学者まで、
十進表記十二進法の織り成すイベント(?)に多少なりとも関心を持っている事と思う。
こちら韓国では、11月11日は「ペペロデイ」とのこと。
町中のスーパー・コンビニは、バレンタインデーのような雰囲気。
チョコ類やお菓子が山積みされているのだが、その中で一番目立つのがロッテの「ペペロ」。
もしハングルが読めなかったら「ポッキー」だと信じて疑わなかったであろうお菓子。
もちろん、こちらでは本家グリコポッキーは売ってない。
聞いてみると、数字の「1」がペペロ(ポッキー)に似ているから「ペペロの日」、という意味らしい。
後日注:実は日本でも「ポッキー&プリッツの日」だったそうだが、
日本ではここまでイベントが浸透していない。
日本ではここまでイベントが浸透していない。
朝 2000W
別にポッキーが出てくるわけではなく、毎度お馴染みの料理たち。
下:南京豆の黒蜜煮。★★☆ 登場2回目。なんだか今日のは赤唐辛子粉が多い。 これで乾いていたらおつまみ向きの味なのだが。 上:小松菜っぽいやつの味噌和え。★☆☆ 登場3回目。今日のは水っぽい。 左:白菜キムチ。★★★ 漬かり方は普通くらい。 右:ミニ餃子の酢あんかけ。☆☆☆ 小さい餃子とキュウリ、にんじんに酢のあんがかかっている。 酢醤油とか甘酢あんとかではなく、酢っぱいだけのあん。 餃子は野菜メインで、ニンニク強め。 ちなみに本物のキュウリは今までほとんど出てこなかった。 汁:卵スープ。☆☆☆ かき卵と大根、長ネギ、タラの干物っぽいやつのカケラ。
昼 2400W
隣の研究室の人たちと一緒に。ピビンパ。★★☆ 日本の学食におけるカレーとラーメンと各種丼の役割を一手に引き受ける 韓国唯一最強のメニュー、ピビンバ。
夕 2880W
仕事の方で色々トラブル続出。疲れた。ピビンパ。★★☆ レギュラーメニュー、ピビンバ。 カニかまマヨネーズ和え。☆☆☆ カニかまだけかと思ったら、半分は生タマネギだった。
生タマネギ、というか生ネギ類はあまり好きではない。臭いがきつ過ぎる。
ただし加熱したネギ類は好き。ちなみに、関西圏で主流の青ネギだったら生でもいける。
ただし加熱したネギ類は好き。ちなみに、関西圏で主流の青ネギだったら生でもいける。
11/12(土):滞在17日目
朝 2000W
熱は大分下がったような気がする。が、朝起きたら口の中がネギの臭いで一杯・・・。気持ち悪い。

下:スクランブルエッグ。☆☆☆ にんじん、ニラ、シーチキンの残骸が入っている。 上:エゴマの葉のキムチ。★★★ エゴマの葉は独特の匂いがあるが、私は嫌いではない。 というわけでたっぷり取ってしまったのだが、 これは失敗。塩っ辛い。とても食べられたものではない。 左:白菜キムチ。★★★ 浅漬け。水分の多い食材は安全だ。 右:韓国のり。☆☆☆ 登場2回目。前回はおまけポジションだったが、おかず席に昇格。 おかずが1品減っただけとも解釈できるが。 汁:もやしスープ(赤)。★★★★ あんなに優しかったもやしスープも、 赤唐辛子粉が入ると凶暴なスープに変身する。 がぶ飲みするとむせるので、ちびちびなめるしかない。「辛さ」の限界はかなり上方修正されてきたが、「塩辛さ」は無理。
滞在日数32日を残し、早くも2回目の「パス」(お残し)をしてしまった。
昼 2400W
ピビンパ。☆☆☆ とりあえずピビンパ。
夕 2200W
学食の夕飯。昼と同じ値段、同じようなもの。
下:鶏の唐揚げコチュジャンソース。★★★ 登場2回目。今日のソースはほぼコチュジャン。辛い。 2切れ、全く肉の付いてない「骨の唐揚げ」があった。 不思議に思い噛んでみると、「めりっ」と言う音と共にほぐれた。 いちおう、肉だったらしい。 何をどうしたらこんなに固くなるんだろう。 上:豆腐。★☆☆ 今まで木綿が多かったが、これは絹ごし豆腐。 お好みで辛いタレをつける。 左:白菜キムチ。★★★ 新キムチ。やけに塩辛い。漬け汁を変えたのか? 右:きんぴらごぼう。★☆☆ 登場2回目。にんじんとごぼうのきんぴら。 汁:薩摩揚げのスープ。☆☆☆ 揚げ練り物系を面倒なので全部薩摩揚げと呼んでいるが、種類は色々。 今日のにはがんもどきっぽい見た目のも入っていた。
11/13(日):3回目の休日
今日は何の日
全学停電。体調回復のため休みたいところだが、明かりのない部屋に籠もっていたら
ムキムキ化どころか完全にもやし化してしまう。
韓国における修行計画案の1つに、韓国軍隊的自主訓練、通称「ムキムキ化計画」というものがあった。
現時点では体調不良のため、もやし気味。
まだ本調子ではないが、熱は確実に37度を下回っているし、まあ大丈夫だろう。現時点では体調不良のため、もやし気味。
と、いうわけで、本日は慶州観光。
朝 2000W
学食で腹ごしらえ。すでに明かりは消えている。
写真の色合いも違う。
下:ウインナのケチャップ煮。☆☆☆ ケチャップの持つ甘みや旨味は辛さで相殺され、酸味ばかりが残る。 すっぱい。 上:切り干し大根のキムチ。★★★★ 登場3回目。相変わらず辛い。 左:白菜キムチ。★★★ 浅漬け。 右:ズッキーニのナムル。☆☆☆ キュウリっぽいやつの正体はズッキーニ。 キュウリより歯ごたえがない。 汁:じゃがいもの激辛スープ。★★★★★ 透明なスープを一口含むと、眠気が一気に吹き飛んだ。 即座に事情を察し、底にごろごろしている青唐辛子の輪切りを取り除く。 赤さという警告を発することなく舌に苦痛を与える、卑劣なスープである。出発前に胃に多大な負担をかけてしまった・・・。
一休みしてから出発。
昼 1000W
町中をふらふら歩いていたら、時間が中途半端で昼ご飯を食べ損ねてしまった。というわけで若者の心強い味方、コンビニへ。
コンビニ海苔巻き。☆☆☆ 見た目は太巻きだが、寿司ではなく普通のご飯(+油?)。 具はシーチキン、たくあんなど。1本でお腹いっぱい。ちなみに、店員のお姉さんが「○○お付けしましょうか?」みたいな感じで
何か聞いてきたので「うんうん」と頷いたら、
海苔巻きを電子レンジで温め始めた。なるほど。まあ寿司じゃないからね。
慶州観光
慶州は新羅の都で、韓国一の歴史がある町。日本人にとっての京都みたいなもの。ゆうても、一緒にしてもろたら困りますが・・・

古墳群。この辺の文化は日本と同じ。記録が残っていないので年代など正確なことは分からない。
日本の古墳が(宮内庁に)守られてるのは、いまだにヤマト王権の流れが続いているからなんだよな・・・
日本に居たときは馬鹿馬鹿しく感じたが、忘れ去られて野晒しの古墳を見ると少し認識が変わる。
日本に居たときは馬鹿馬鹿しく感じたが、忘れ去られて野晒しの古墳を見ると少し認識が変わる。

公園で遊ぶ人々。凧揚げしてる。
観光地巡りやショッピングよりも、庶民の生活を見るのが好き。

ハンドテニスをするオッサン。
中学生の頃やったなぁ・・・

観光ガイド内で1、2を争う慶州の名所。7世紀に建てられたらしい。
・・・しょぼい。ガッカリ名所に認定。
夕 2400W
疲れた・・・。結局、移動だけで4時間近くは歩いてしまった。ちなみに、私の徒歩の平均時速は6.3km。施設内の歩行なども含めると、30km近く歩いたはず。
なぜバスやタクシーを使わず徒歩にこだわったかというと、私には「師匠から授かったGPS端末を有効活用する」という使命があったからだ。
実際、GPSのおかげで、思いつきで脇道に入り込んだりしても全く道に迷わなかった。
オフラインで使える、GPS連動地図が欲しい。電子ペーパーでぺらぺらのやつ。

下:サバの赤煮付け。★★★ 赤い。が、ついに煮魚! 久々に食べると、たとえそれが赤くても美味しい。 上:木綿豆腐の赤いの。★★☆ 堅めの豆腐を赤唐辛子で煮たもの。 所詮は豆腐なのでさほど辛くない。 左:白菜キムチ。★★★ 浅漬け。 右:ほうれん草のナムル。☆☆☆ だったっけ?サバに感動してこちらは忘れた。 汁:トッポッキと卵のスープ。☆☆☆ 優しい味の具とスープ。
11/14(月):19日目
朝 2000W
足が痛い。筋肉痛。熱はほぼ下がったようではあるが。

下:ハム野菜炒め。☆☆☆ ハムと野菜(ナムルっぽいの)を炒めた物。 ハムはやはり、肉っぽさも弾力もない。 上:昆布の千切り。★☆☆ 登場2回目。地味な料理だが、こういうのは好きだ。 左:白菜キムチ。★★★ ああ、さすがにキムチ飽きてきたよ・・・。 右:ほうれん草っぽいやつの塩炒め。☆☆☆ 登場2回目。色も食感も悪く、塩辛いだけなのであまり取らない。 汁:菜っ葉の味噌汁。★★★ 味噌汁。赤くない。 ・・・が、辛い。また青唐辛子ダシか。 しかし本体は入っておらず、辛さもさほどではない。
昼 2400W
ピビンパ。★★☆ いつもとちょっとだけ具が違う。 目玉焼きが薄焼き卵になっていた。
夕 3520W
ピビンパ。☆☆☆ いつもと同じやつ。 カニかまサラダ。★★☆ 通常の白マヨネーズ。 辛くも甘ったるくもなくタンパク質を補給できる、貴重なメニュー。最近暖かかったが、夜、急に冷えてきた。
11/15(火):滞在20日目。修行期間残り30日
朝 2000W
まだ筋肉痛。
下:ハムのピカタ。☆☆☆ 頼りないハムに卵と小麦粉を絡めて焼いた物。 コンポークと違って塩辛くないので悪くはない。 上:もやしのナムル。☆☆☆ 私としては毎日もやしでもいいのだが。 左:白菜キムチ。★★★ 浅漬け。まあまあ良い具合。 右:するめいかのコチュジャン炒め。★★☆ 登場2回目。 もう少し乾かして、おやつとして食べたい。 汁:おかゆ。☆☆☆ まあ、おかゆはおかゆ。 ポン菓子のような香りがある。おかゆ+ご飯・・・。関西人なら(お好み焼きorうどん)+ご飯は普通に食べるけれども。
まあ、韓国式に混ぜてしまえば最終的におかゆ大盛りになるだけなのでおかしくはない。
昼 2200W
師匠と電話会談の後、一休みしてから昼食。
下:キムチハンバーグ。★★☆ ハンバーグ風の物の中にキムチが詰まっている。 ソースは赤いが、ケチャップ。辛みは純粋にキムチによるもの。 肉加工品的には頼りないが、キムチ的には美味しい。 上:じゃがいもの赤煮。★★☆ 登場2回目。じゃがいもと長ネギを唐辛子で煮ただけ。 左:白菜キムチ。★★★ 浅漬け。大分わかってきたが、新キムチ登場から4日目前後が私の好み。 右:菜っ葉の白味噌和え。☆☆☆ 今日のは赤味噌ではなく白味噌。 おわかりのこととは思うが、ここで言う赤白は 発酵過程うんぬんではなく赤唐辛子粉の有無による分類。 汁:たまごスープ。☆☆☆ かきたまごをもっとたっぷり入れて欲しい。
夕 ?W
なんだか、また胃がおかしい。ピビンパ。★☆☆ 今回はレタスが多い。 いつも同じに見えて、実は標準偏差が大きいのが韓国料理の特徴。 サツマイモのマヨネーズ和え。☆☆☆ じゃがいもだと思ったらサツマイモだった。 まあ別に悪くはないのだが・・・。
11/16(水):ゲストハウスからホテルへ
朝 2000W
今日は朝から頭が痛い。最近どこかしら体調が悪いが、では日本で普段から体調が良かったかというと、そうでもない。

下:厚焼き卵。☆☆☆ 素朴な卵料理。以前出てきた「たまごむし」とは異なる。 これは全体に均一に気泡が入っており、しっかりした食感。 なんか小さいゴミが入ってる・・・と思ったら挽肉だった。 上:焼き海苔。☆☆☆ 韓国海苔ではない。お好みで辛いタレをつけて食べる。 一見日本の海苔と同じだが、色・味・香りどれをとっても3級品。 日本の海苔が馬鹿みたいに高い理由がようやくわかった気がする。 左:白菜キムチ。★★★ 普通漬け。 右:キュウリのキムチ。★★☆ そういえば、これまで白菜以外のキムチはほとんど出てこなかった。 キュウリのキムチは水分が多いので、日本人にも食べやすい。 汁:白身魚の干物のスープ。☆☆☆ 何の魚か知らないが、いつものタラっぽい魚の干物のカケラがたっぷり。 骨がたくさん混ざっているので、食感が悪いのがどうにも。
昼 3200W
ピビンパ。☆☆☆ だんだん混ぜるのがうまくなってきたと思う。 煮玉子。☆☆☆ 日本で言う煮玉子。醤油味で美味しい。 2個で800Wということは、1個30円くらい。
夕 3200W
久々にうどん。韓国風うどん。☆☆☆ 穀物系のどろっとしたスープに、貝付きアサリとニラが入っている。 アサリのダシが出ているので美味しい。 スープに粘性があるため冷めにくく、非常に熱い。火傷した。 白菜キムチ。★★★ 普通漬け。 細切り大根の酢の物。★★☆ よく出てくるやつ。 細切りじゃがいも炒め。☆☆☆ 唐辛子がかかっていない。至って普通で驚いた。学内で国際会議でゲストハウスとして使うらしく、
私は住み慣れたアパートを追われて丘の上のホテルへ移動。