よく使うMac用アプリ


設定とアプリを紹介するので、参考に。

設定


必須(フリー)

方法:システム環境設定
内容: > マウス > 軌跡の速さ:最速
> キーボード > キーボード > キーのリピート:最速
> キーボード > キーボード > 修飾キー > ControlとCommand入れ替え、CapsLockをCommandに
> アクセシビリティ > マウスとトラックパッド
 > トラックパッドオプション > ドラッグを有効にする(三本指のドラッグ)
> Mission Control > 最新の・・・並べ替える:OFF
名称:Xcode
役割:開発用ツールセット
対象:プログラミングする人
解説:統合開発環境。これのオプションである「command line tools」が必要。
備考: App Storeからインストールし、Xcodeを起動。初期設定(自動)が終わったら終了。
ターミナルで「xcode-select --install」の呪文を唱える。
するとIntel fortranなどが使える環境が整う。なお、Xcodeそのものを使う必要はない。
(OSとXcodeのバージョンによって入れ方が異なるので注意)
名称:MacTeX
役割:TeX
対象:論文を書く人
解説:『教授でもできる』くらいインストールが簡単。
(注:texのインストールの際には、自分の環境に合った最新の情報を収集すること!)
名称:TeXShop
役割:TeX統合環境
対象:TeXを使う人
解説:TeX打ちはこれで。
備考:MacTeXを入れると付いてくる。設定は、適当に調べて頑張る。
名称:The Unarchiver
役割:解凍ソフト
対象:解凍したい人
解説:一通りの形式に対応し、最低限の動作設定が出来る。
備考:とりあえず入れておく。
名称:CleanArchiver
役割:圧縮ソフト(メタファイルを含めず圧縮してくれる)
対象:他人とデータをやりとりする人
解説:Macは不可視属性の「メタファイル」を生成するのだが、Winでは目に見えるゴミ。
Winな人にファイルを渡すと、わざわざメタファイルをいじった挙げ句
「ファイルが壊れて開けません!」と言われることがしばしば。
他人にデータを渡す時は、必ずこれを使うべき。
備考:上記の理由から、コンテクストメニューの「圧縮」は使わない方が良い。
名称:FileZilla
役割:FTPクライアント
対象:サーバとデータをやりとりする人
解説:SFTPでサーバとデータをやりとりするときに使う。動作が軽い。
備考:インターフェイスがMacっぽくないので使いづらい。が、他に良い選択肢が無い。
名称:Dropbox, OneDrive, GoogleDrive, etc.
役割:クラウドストレージサービスのクライアント
対象:自分のデータをweb上に置く勇気がある人
解説:無料のwebストレージと同期をとるアプリ。
備考:メジャーなものからマイナーなものまであるが、自動履歴バックアップをしてくれるものが良い。

おすすめ(フリー)

名称:「Firefox」「Chrome」「Opera」など
役割:ブラウザ
対象:ウェブサイトをみる人
解説:標準はSafariだが、世の中には色々と良いブラウザが出回っている。自分に合うものを探そう。
備考:私は情報収集の際タブを一気に30個くらいは開くため、「タブの縦置き」が必須。
よってアドオン「ツリー型タブ」でタブの縦置きができるFirefoxがおすすめ。
名称:Thunderbird
役割:電子メールクライアント
対象:メールをローカルに保存したい人
解説:標準の「メール」はバグが多いことで有名。
定番のメールソフトを使っておくのが無難。
備考:ブラウザと違い、あまり選択肢は無い。
名称:LaTeXiT
役割:TeXで数式のpdfを作る
対象:TeXの数式をプレゼンで使う人
解説:スライドにちょっと数式を入れたい時に便利。
備考:再編集したくなったら、これで作ったpdfを戻し入れると、TeXソースが復元される。便利。
名称:FileMerge
役割:テキスト差分比較
対象:「このテキスト、前とどこが変わったんだっけ?」という人
解説:プログラムのバージョン管理の補助などに。
論文(TeX)を複数人で同時に編集する際も、これがあれば大丈夫。
備考:「Xcode」に付属。"/Applications/Xcode.app/Contents/Applications/FileMerge.app"。
名称:Seashore
役割:画像編集(ペイント系)
対象:画像を扱う人
解説:軽いペイントソフト。機能も豊富。
備考:意外だが、Macには画像をちょっといじれるソフトが付属していない。
名称:Inkscape
役割:画像編集(ドロー系)
対象:EPSを作りたい人
解説:PDFを読み込み、EPSで出力できる。
PowerPointの絵を論文用に変換するために使う。
備考:X11上で動くUNIX系ソフト。なのでUIが使いづらい。
名称:BetterTouchTool
役割:ジェスチャ設定ユーティリティ
対象:Magic MouseかTrackpadを使う人
解説:標準範囲外の速度設定、タッチ感度などの基本的な設定に加え、
多様なジェスチャの割り当てができる。
備考:マルチタッチデバイスの可能性を最大限に引き出せる。
なお、単に入れただけでは何も変わらない。カスタマイズマニアな人向け。

おすすめ(有料)

名称:Office for Mac 2019
役割:MS Office
対象:仕事をする人
解説:やはりOfficeは必要。2019なら、互換性は問題ないレベル。
データをまとめてグラフを作るのも、Excelでやってしまうのが一番楽。
グラフはpdfとして保存すれば、そのままスライドなりTexなりに貼り付けられる。
備考:Excelのマクロは、Win版との互換性は今ひとつ。
Excel 2011では、グラフをpdfとして保存するとラスタライズされてしまう場合がある。
Office 2008なら大丈夫なので、あえて2008を使う手もある。
名称:Keynote
役割:プレゼンテーション
対象:MacBookを持っており、かっこいいプレゼンテーションをしたい人
解説:Macのプレゼンと言えばKeynote。
備考:なおPagesとNumbersは正直言って使えない。
名称:ATOK
役割:日本語入力システム
対象:日本語を使う人
解説:「ことえり」よりも賢く変換してくれる。
備考:最近はことえりも賢くなってきたが、入力作業時間とストレスは少しでも削るべき。
名称:Illustrator
役割:画像編集(ドロー系)
対象:ドローな仕事をする人
解説:世間を見渡すと、Macの主な用途はこっち系のはず。
備考:値段的にも技術的にも、素人には敷居が高いかも知れない。

他(無料)

「テキストエディット」のちょっといいやつ。プログラミング用にも使える。
名称:CotEditor
役割:メモ帳
対象:テキストファイルを使う人
解説:軽いテキストエディタ。Fortran90/95のシンタックスカラーリングにも対応。
備考:
名称:iTerm2
役割:ターミナルエミュレータ
対象:ターミナルを使う人
解説:Macデフォルトの「ターミナル」に比べ高機能。動作も軽い。
備考:最近の「ターミナル」は見違えるほど改良され、十分使えるようになった。お好みで。
名称:小川版Drag and Drop pTeX(ねこ)
役割:TeX
対象:TeXを使う人
解説:インストールが簡単。使い方も簡単。
2011年以降更新されていない。
名称:Cyberduck(あひる)
役割:FTPクライアント
対象:サーバとデータをやりとりする人
解説:定番。だったが、アップデートの度に動作が重くなり、2014年3月現在では使い物にならない。
備考:寄付ウェアだが、寄付しなくても何の問題もない。
大量のファイル+名前順ソートで動作が異常に重くなる(日付順だとマシ)。