鈴木 奏斗さん
(2016年度配属・インタビュー時修士2年)
鈴木さんに、就職活動との両立について聞きました。
就職活動はどうやって進めましたか?
研究室に配属が決まったときは、メーカーに入りたいと思っていましたが、人と話す仕事にも興味がありました。大学4年の4月の時、熊本地震があり、被災地の状況を真摯に伝えるアナウンサーの姿をテレビで見て、アナウンサーという職に大きな魅力を感じました。
私は行動派で、翌5月にはアナウンサー学校に入学しました。アナウンサー学校は半年で終了し、その後は自主練やインターンシップ、セミナーに参加しながら、アナウンサーを目指しました。
もともと、テニス連盟の代表として、200~300人の前で話す機会があり、人前で話すことに抵抗はありませんでしたが、アナウンサー学校では、発声練習などの技術的な面だけでなく、しっかり自分の言葉で伝える練習などもあり、非常に良い経験を積むことができました。
採用試験では、カメラテスト(スタジオでの実践形式の試験)などもあり、緊張感を持ちながら自分らしく素直に伝えられるよう努力しました。無事、希望する職で内定をいただいたときは、とても嬉しかったです。家族をはじめ、友人や、研究室の仲間たちも喜んでくれました。
研究との両立はどうでしたか?
テニスラケットのマッチングの評価手法について研究をしています。就活は確かに忙しかったのですが、研究も手を抜かず取り組むため、就活のスケジュールと研究の進捗を綿密に調整しました。修士1年生の時には、「スポーツ工学・ヒューマンダイナミクス」と「Dynamics
and Design Conference」の2つの学会発表を経験しました。就活が終わった現在は、研究に力を注いでいます。良い結果が出ないときには悩むこともありますが、常に前向きに取り組んでいます。
研究室のメンバーとは、兄弟のような関係を築けているように感じています。同期は仲が良く、学生部屋はとても居心地が良いです。卒業していった先輩たちには、常に気にかけていただき、とてもありがたかったです。自分たちも一生懸命がんばっている後輩たちをサポートしてあげたいと思っています。
ありがとうございました。鈴木君は、忙しい時期にもスケジュールをきちんと管理し、研究に真剣に取り組んでくれました。国際会議でもしっかり発表してくれました。
メンバーインタビュー一覧
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植松 優さん
テザーの研究をしている植松さんにききました。(2015年度配属・インタビュー時修士2年)※卒業後は、鉄道業界で活躍しています。 -
鈴木 奏斗さん
鈴木さんに、就職活動との両立について聞きました。(2016年度配属・インタビュー時修士2年)※卒業後は、アナウンサーとして活躍しています。 -
松井 拓人さん
医療の研究をしている松井さんにききました。(2017年度配属・インタビュー時修士1年)※卒業後は、自動車業界で活躍しています。 -
宮尾 太郎さん
体育会ラグビー部で活躍してきた宮尾さんに、部活との両立について聞きました。(2017年度配属・インタビュー時修士1年) -
王 子旭さん
修士から日本に留学している中国出身の王さんに聞きました。(2018年度配属・インタビュー時修士1年) -
立原 誠也さん
配属1年目の立原さんに聞きました。(2018年度配属・インタビュー時学部4年)