宮尾太郎さん
(2017年度配属・インタビュー時修士1年)
体育会ラグビー部で活躍してきた宮尾さんに、部活との両立について聞きました。
ラグビー部ではどんな活動をしてきましたか?
みんなで一つのボールを追いかけたり、タックルしたりといった非日常に魅力を感じて、ラグビー部に入りました。ポジションは、スクラムの一番前の「プロップ(PR)」です。縁の下の力持ち的な役割で、専門的なトレーニングが必要です。試合に出るには、このポジションに6人必要になるため、引退後も人数が足りない時に声をかけてもらい、参加することがあります。
もともと、体格に恵まれていましたが、いっぱい食べて筋トレをして、着実に体重を増やし、入部してから体重が20kg増えました。最初は慣れなかったベンチプレスも、最高140kgまで持ち上げられるようになりました。
父も社会人チームでラグビーをやっているので、私がラグビーを始めたときはとても喜んでくれました。母も応援してくれていて、おいしくて栄養のあるご飯を作ってくれることに、とても感謝しています。4人兄弟の1番上なのですが、弟妹たちが試合を観にきてくれたこともあります。家族のサポートのありがたさを実感しています。
部活と研究の両立で大変だったのはどんなことですか?
研究室に配属になる際に、ラグビーの試合や合宿の予定と、研究を両立するために、綿密な計画を練りました。部活をがんばる時期は部活に全力投球し、研究をがんばる時期は集中して研究しました。1年中どちらかに必死だったので、忙しさで言えば結構きつかったですが、メリハリをつけてがんばりました。15時半~18時半に部活の練習をし、その後20時半まで研究…という日もあり、かなりふらふらになりました。9月~11月の公式戦が終わってからは、ほぼ先生とマンツーマンで卒研を進め、朝から晩まで研究室にいました。
ただ、研究室にコアタイムがなかったこともあり、部活の練習にほぼ休まず出られたのは、幸いでした。
どんな研究をしていますか?
車の座席に座った人の動きを研究しています。モーションキャプチャを使った実験をし、データを解析しています。最新技術に触れられることや、共同研究で企業の人とも一緒に進めることにやりがいを感じています。研究室のメンバーはとても仲が良く、落ち込んでいるときも周囲にフォローしてもらっています。
ラグビーで得られたことはどんなことですか?
一番大きいのは、やはり体力がついたことです。つらい時や忙しい時も、体力があると乗り越えやすいと思います。また、精神面では、粘り強さや我慢強さ、そして、物事にまっすぐにぶつかりに行く姿勢を身につけられました。また、ラグビー部の仲間とのつながりも大きな宝だと思います。
社会に出てからも、機会があればラグビーを続けていけたらと思います。
ありがとうございました。まっすぐで穏やかな性格の宮尾君。ラグビーでの活躍同様、研究にも一生懸命取り組んでくれています。
メンバーインタビュー一覧
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鈴木さんに、就職活動との両立について聞きました。(2016年度配属・インタビュー時修士2年)※卒業後は、アナウンサーとして活躍しています。 -
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医療の研究をしている松井さんにききました。(2017年度配属・インタビュー時修士1年)※卒業後は、自動車業界で活躍しています。 -
宮尾 太郎さん
体育会ラグビー部で活躍してきた宮尾さんに、部活との両立について聞きました。(2017年度配属・インタビュー時修士1年) -
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修士から日本に留学している中国出身の王さんに聞きました。(2018年度配属・インタビュー時修士1年) -
立原 誠也さん
配属1年目の立原さんに聞きました。(2018年度配属・インタビュー時学部4年)